Dental Products News221

Dental Products News221 page 18/28

電子ブックを開く

このページは Dental Products News221 の電子ブックに掲載されている18ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「電子ブックを開く」をクリックすると今すぐ対象ページへ移動します。

概要:
Dental Products News221

「自分のやりたい仕事ができる」「バー本来の性能を発揮できる」それがケイエアです。新井康記先生新井歯科医院/東京都中央区開業ユーザーインタビュー◆ケイエアエアタービンとマイクロモータの良いところどりをして使い分けてきた。私たち歯科医師は「いかに形成の腕を上きました。今回発売されたケイエアは回転数こそ32万回転ですが、トルクを維持100 1,500 2,500 7,500 40,000 60,000 160,000 200,000 320,000 400,000rpmエンドエキスカベーション低速域での支台歯形成高速域での支台歯形成ポリッシングフィニッシング窩洞形成・クラウン形成げるか」を研鑽してきました。その目的を達しながら回転数を戻す成するために、人によってはエアタービンフィードバック機能が付マイクロモータ(回転速度100~40,000 rpm)等速HP5倍速HPエアタービンにこだわり、人によっては5倍速にこだわいているため、歯面にあ1/2減速HP1/8減速HPり、またはそれぞれの良いところを使い分たっても切削効率が変1/16減速HPけることで、日常臨床をしてきました。経験わらないと実感します。ケイエアは、5倍速ハンドピースとエアタービン両方の使用域を含めた回転速度で使用することができます。がある歯科医師であればあるほど、エアタービンと5倍速の「良いところどり」を感覚、無意識のうちに選択し臨床に活用されているのではないでしょうか?しかし、あえて短所を挙げるとすると、エアタービンは「回転数を上げれば上げるほど切削熱を伴う」「トルクがない」ことが挙げられます。また5倍速は「切削スピードが遅い」ことが挙げられるでしょう。回転数・トルクを維持しながら切削できるケイエア。Keiair(ケイエア)は、エアタービンとマイクロモータの機能を合わせもったインスツ歯面へのファーストタッチが変わる。これまでのエアタービンやマイクロモータとは切削感が異なりますので、多少の慣れは必要かもしれません。それは歯面へのバーの押し付け方が異なるからです。エアタービンの場合、ファーストタッチの感覚を維持しながら切削を行っていきます。ケイエアの場合、歯面へのファーストタッチにより一旦は回転数が落ちてもすぐに回転数が戻ります。よって、常に安定した回転数・トルク・バーの適正回転数で切削することができます。そのためケイエアは切削熱が少なく、バー本来の性能を最大限発揮させることができます。術者の思い通りにコントロールできることから、「自身が理想と考える形成」「自分のやりたい仕事ができる」のです。また、マイクロモータとしての機能も有しているため、「形成から研磨までが1本のインスツルメントでできる」というのもケイエアの特徴だと実感しています。300250ルメントで、回転領域は6万~32万回転です。エアタービンは通常20万~40万回転で使用しますので、一見32万回転と聞くと回転数不足を懸念されると思いますが、エアタービンは歯面に当たった瞬間に40万回転から38万回転に落ち、トルクがない分、切削力が落ちることを体感して※ケイエアを使用する場合は専用のジョイントが必要です。回転速度(×103rpm)2001501005000 0.5 1 1.5 2 2.5 3 3.5 4[フィードバックモード]Powerモード(フィードバックが強く効く)経過時間(秒)Tactileモード(よりエアタービンに近い)負荷がかかるとフィードバックのエアーを増量し、トルクを自動でアシスト。回転速度の変動を最小限にします。16 Dental Products News 221