Dental Products News220 page 6/28
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Dental Products News220
オペレーザーPROの活用炭酸ガスレーザー日常臨床からインプラント周囲の軟組織審美まで小田師巳おだデンタルクリニック/大阪府堺市開業息肉除去補綴装置を除去すると、マージンが歯肉縁下である状況にしばしば遭遇する。インプラント/二次オペプロビジョナルレストレーション作成のため、圧排糸(シュアーコード)を挿入。切開モードにて歯肉切除を行っていく。サブソニック振動ブラシ(ユリー)を用いて炭化組織を除去する。インプラント周囲に十分な角化歯肉を認めたため、レーザーによるパンチアウトを計画した。小帯切除切開モードで歯肉を蒸散させ、カバースクリューを露出させていく。カバースクリューにレーザーを当てても、インプラント体の急激な温度上昇などの有害事象は起こらないことが報告されている※。硬・軟組織増生時における減張を目的とした小帯切除。切開モード(エアーOFF)で小帯にテンションをかけながら蒸散。縫合は不要である。抜歯後止血粘膜の縫合をしていないため審美的な創面を呈する。軟組織審美を兼ね備えた上部構造が装着された。抗凝固剤服用などの出血性素因を持っている患者は多い。抜歯後の後出血を防止するために、凝固モードを用いて血液を凝固させていく。抜歯窩に血液凝固層が形成された。4 Dental Products News 220※THE INTERNATIONAL JOURNAL OF PERIODONTICS & RESTORATIVE DENTISTRY<日本語版>Vol.16, No.4, Aug 2008