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TFアダプティブファイルとM TAフィラペックスを活用するTFアダプティブファイルを用いた根管形成筒井祐介筒井歯科医院/福岡県北九州市開業帆足亮太郎帆足歯科医院/福岡県北九州市開業歯内療法は補綴処置の土台となり、歯科治療の中でも重要度、治療頻度とも大きな割合を占めている。しかし、当院も含めて多くの歯科医院は歯内療法を安価な保険治当院ではギャップの一つの解決策として、効率的な根管形成を行い、治療時間の短縮を目指している。ただ、歯内療法の重要度を考えれば、時間短縮と合わせて、良好な根管治エレメントモーターは、軽負荷時には600度の正回転一瞬ストップを繰り返し、負荷時には370度正回転後、最大50度の逆回転の反復運動を行う機構を備えている。こ療で行っているのが現状であろう。歯内療療を確実に行う必要がある。TFアダプティれにより、切削効率の高さとファイルへの法の重要性とその治療費の低さのギャップに悩まれる方も多いのではないだろうか。ブファイルはこの難題を解決してくれる重要なツールであり、私たちは大変重宝している。負荷軽減を同時に実現した非常に優れたモーターである。図1図2ファイルステンレスファイルTFアダプティブファイルゲーツドリルステンレスファイル(m m)10987654321作業長#15#2004°#2506°#3504°#3#2#1#40まで拡大10mm6mm4mm当院での根管拡大の順序。TFアダプティブファイルはシステム通りフルレングス法で、ゲーツドリルはクラウンダウン法で形成を行う。図3根管SM3(04T)ゲーツ#3ステンレス#4 010mm 75 75 60Ni-Tiのみ側方拡大が不十分SM3(04T)ゲーツ#2ステンレス#4 06mm 59 60 52Ni-Ti+ゲーツ+SS参考症例:抜去歯での根管形成。SM3(04T)ゲーツ#1ステンレス#4 04mm 51 50 48※数値はファイル号数として換算ファイル、ゲーツの断面の直径を考えると、作業長からおよそ4、6、10mmで同一の大きさとなる。一つの目安としてTFアダプティブファイルで形成後、上記の距離をイメージして、ゲーツで側方方向を中心に拡大を行う。図4図5TFアダプティブファイルエレメントモーターオートミックスハンドミックス負荷時には最大50°の逆回転。アダプティブモーションでファイルの食い込みや伸び、破折をコントロール。MTA成分が含有された根管充填用シーラー「MTAフィラペックス」。12 Dental Products News 220