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ペリモールド・リプロライナーの活用簡単!短時間!チェアサイドでできる義歯調整鈴木宏樹医療法人井上会篠栗病院歯科医長/福岡県糟屋郡超高齢社会となった我が国では、患者の高齢化も進んでいます。そのため歯科治療も口腔内だけではなく、全身状態を含めたリスクやベネフィット等を総合的に考慮して行う必要があります。そのような状況においては、欠損補綴に義歯を選択される方も少なくありません。しかしながら、生体と調和して機能する義歯を作製することは簡単ではないため、図1図2図375歳男性。義歯でうまく噛めないと来院。図4開口すると義歯が浮き上がる。図52ヶ月前に654が抜歯になり総義歯になったとのこと。図6義歯の状態。追補・修理してある。図7義歯床縁形態不良により浮き上がりが起きているようだ。図8床辺縁延長・封鎖用レジン「ペリモールド」。図9まずは接着剤をしっかり塗布する。粉・液それぞれの規定量を計り混和する。適度に粘性が出たら義歯辺縁に盛っていく。図10図11図12固まる前に機能運動を行い辺縁形態を付与する。足りていなかった床縁の長さと厚みが与えられた。術前に比べ機能的な形態となっている。