Dental Products News215 page 9/28
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Dental Products News215
カリエス処置前の部分にユリーを用いてプラーク除去を行い、歯周環境を整えたうえでカリエス処置に移ることで、歯肉からの出血も抑えることができる。補綴物セット前のサンドブラスト処理(27ミクロンの酸化アルミナ使用)。当院ではサンドブラスト処理後の清掃としてもユリーを活用している。プラークの付着したインプラントカバーキャップの清掃にもユリーを活用できる。図16インターナヘルヘックスのプラットフォーム部の清掃にも活用。図17インプラントのアバットメント周囲もネックの角度が垂直に近いため、短時間でスムーズに清掃可能。図15ユリーにてスムーズにプラーク除去。図4図9 図10 図11図5コーヒーやお茶により歯面に付着したステイン。無注水下でグラッシを使用してのステイン除去。ユリーによりここまで着色を落とすことが可能(連続して使用すると熱を発してしまうので、注意が必要)。その後ラバーカップによる最終研磨を行う。“プラークコントロールの徹底”は歯科衛生士として最も重要な使命であるといっても過言ではありません。しかし、毎日の診療の限られたチェアタイムにおいて質の高いプロフェッショナルケアを行うことは私たちの課題でもあります。そのような中、ユリーというツールは私たちにとって新しい選択肢の一つになりました。今回は当院におけるユリーの使用例を症例を通してご紹介したいと思います。・ ネック部分に角度がついているため、最後臼歯部歯冠遠心面まで確実に清掃が可能である。・ ブラシの種類が豊富なため、各症例に合わせて使用することができる。・ 各種パーツは滅菌可能なので衛生的である。・ 細めで軽く使いやすいので、長時間の治療にかかる手の負担を軽減できる。私たちが考えるユリーを使用する上でのメリット