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そのようなところにユリーを使用することで、負担の軽減が図れるということを症例で示したい(図4~7)。症例は27歳女性(図8~14)。普段のブラッシングは比較的良好なものの、ステインがつきやすく、気になるとのこと。また、この患者は上顎左右の7番頬側に、チタンミニプレートを埋入し、治療を進めている。このように矯正中で複雑な口腔内で、かつステインが強くついている場合、通常のメインテナンスよりも施術時間も長く、患者・術者の両方の疲労が大きくなる傾向にある。そこでユリーを用いてみると、プラークを従来よりも簡単にきれいにプラークを除去することができた。また、ステインが気になる所はユリーの注水を止めてポリッシングペーストを用いると、写真のように細部まできれいになった。矯正のワイヤー交換のたびにユリーを用いれば、短時間である程度のステインを除去することができ、矯正治療期間中も気分良く過ごしてもらうことが期待できそうだ。また、歯周病を抱える患者の矯正治療中の管理のためのプラークコントロールには十分な配慮が必要だが、ユリーを用いることで取り残したプラークを簡単に除去することができ、日常的な管理に有効と思われる。患者からもユリー使用時に「ガタガタと響く感じもなく、やさしい当たりで、快適だった」「いつもより気持ちよかった!」という声をいただいた。子どもから成人まで多くの矯正患者が来院しているが、ユリーの導入により、スタッフと矯正患者、両方の身体的・心理的負担を減らせる上に、より繊細な対応ができると感じた。図8来院時図9染め出し後図10ユリー使用後普段の清掃はそれなりにできるが、ステインが付きやすいのが悩み。ブラケットでアクセスが難しいところにはプラークが残りやすい。全顎約10分間施術後。短時間でプラーク除去できる。歯肉の染色されたところも落としやすい。図11ユリー(止水下)+ペースト図12バンドとSAS周囲来院時図13バンドとSAS周囲染め出し後止水下でやわらかめのペーストを用いた。このようにきれいにステインを除去できる(図10の後から約10分間の施術後)。バンドやチタンミニプレートなど、複雑な装置の周囲は歯面へのアクセスが難しい。装置周囲にプラークの取り残しが染め出しされた。図14バンドとSAS周囲ユリー使用後図15ユリーを使用したスタッフの感想●振動がほとんどなく軽く当てるだけなので、患者・術者どちらにも良い。●細く・軽いので女性でも扱いやすく疲れにくい。●装置に絡まる繊維なども除去しやすい。●複雑な装置周囲も素早くきれいになるため時間短縮になる。●回転するブラシよりも歯にやさしい感じで、見えにくいところもより安全に使えると感じた。●ブラシのサイズやネックの細さ・長さ・角度が臼歯部に当てやすかった。●矯正のワイヤー交換前に歯ブラシだけでプラーク除去が難しい場合、ワイヤーを外すとユリーの使用により短時間できれいにできる。スロットにプラークが残っていることが多いが、ユリーだとほとんど残っていなかった。●排唾管の音もあるせいか、ユリー使用中の音は自分たちが思っていたよりも患者さんたちは気にならないとのこと。