Dental Products News214 page 4/28
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Dental Products News214
さらに良好なプラークコントロールを目指して。に保つことである。PCRを20%以下に保つためには、適正なセルフケアとプロケアとの組み合わせで、縁上・縁下の細菌叢の変化を生じさせるプラークコントロールが必要である。新型ソニッケアー「フレックスケアープラチナプロフェッショナル」は、ブラシの形状が変わりパワーアップし、更にプラーク除去率が増した割には、口腔内や口唇に振動を感じにくく痛みはない。2分間のブラッシング後の口腔内は、「さっぱりした」「磨いた歯がツルツルして以前にも増して気持ちいいね」と協力して下さったソニッケアーユーザーの患者さんからも好評価を頂いた。また、ソニッケアー初体験の方も、わずか2分と手軽に磨いて艶と白い歯が維持できて嬉しいと喜んでくれた。昨今、口腔内の「綺麗」を希望する患者は、初診時の主訴から治療終了後のメインテナンス移行期においても増加してきている。プロケアの診療メニューの一つとして、必要に応じてソニッケアーを選択し活用することは、患者の求める良好な口腔内の維持、プラークコントロールに役立つであろう。図18Case326歳女性図19図20歯の着色が気になる。前歯叢生部。●緑茶・コーヒー飲用(5回/day)●10分間ぐらいの手磨きを行っていた(3回/day)図21口蓋側歯面(シャベル型切歯)少量のプラーク付着とステイン沈着がみられた。PCR27%。図22通常通りの食生活のまま、新型ソニッケアーのディープクリーンモード・アダプティブクリーンブラシ・低研磨性歯磨剤を使用して2週間磨いてもらい検証する。(2分間・朝・夜2回のブラッシング)図23初めての音波ブラシ体験。振動があり、動かし方に戸惑うもすぐに慣れた様子。縦磨きで口蓋に強く当てない様に指導。ブラシの向き、動かし方に注意して1・2・3のリズムでブラシを移動させる。2週間使用後、ステイン沈着が薄くなったことが確認できる。またPCRも18%と減少した。ソニッケアーの操作も上手くなってきた。再度、プラーク付着の部位のブラシの当て方、動かし方の確認をした。その後PMTCを施術しセルフケアのしやすい口腔内の環境に整える。図24図25図26PMTC後から2週間。口腔内の状態も良好。PCR10.8%。以前の様なステイン沈着も認められない。たった2分でのブラッシングで表面のざらつきもなくなり、ツルツルとした白く艶のある口腔内を実感し喜んでくれた。●まとめ●歯周病予備群となる20~30歳代「綺麗」を意識してのプロケアとソニッケアーを活用する早めのそれぞれの予防策。長期にわたって有効なセルフケアのツールだと考えている。