Dental Products News214 page 3/28
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概要:
Dental Products News214
29.3%と磨いているが、診療室で目にする口腔内の状況は、こちら側が期待しているほど磨けてはいない。日々のTBIは基本的な指導項目で何度も繰り返し行ってはいるものの、中には十分に理解されず、自己流で正しく磨けていないこともある。患者は健康を獲得するためにメディアからたくさんの情報や身体に良いといわれる飲食物や機能性食品やサプリメントを摂取し運動と仕事に家事、趣味のことに忙しい。「歯磨き」に時間をかける暇がない、などと言う人もいる。コーヒー、お茶、ワインを飲むことは健康のためには良いが、その反面、口の中に残り口臭やステインの沈着や歯の黄ばみ、またカフェインの利尿作用で体内の水分量が減少し唾液の分泌量減少がみられる。また覚醒作用により、生活のリズムを崩し自立神経のバランスが崩れ口腔内の環境が悪化するなどが挙げられる。身体の健康と口腔内の清潔を維持するためのプラークコントロールとは、既に付着しているプラークを除去することだけが目的ではなく、プラークの再付着を防止することにより口腔内を清潔図9Case156歳女性図10図112012年からソニッケアーフレックスケアーを使用している。治療後の良好な状態を保ちたい。プラーク除去効率の高い歯ブラシを希望。現在は、インターケアーブラシ・ミニを使用している。右下舌側歯間部に磨き残しがみられ、ざらつきが気になっていた。図12図13図14新型ソニッケアーのディープクリーンモードを使用。ブラシを縦斜めに挿入し軽く歯間部に毛先を当てる。アダプティブクリーンブラシはラバー付きヘッドのため、粘膜に当たっても痛くない。歯間部に毛先を入れて3秒後にブラシを移動させた。毛先が届きにくい部位も、フィットしてよりしっかりとした洗浄が可能。苦手な舌側歯間部のプラークが簡単に早く除去することができた。TBI後ステイン沈着もみられたのでPMTCを行った。図15Case278歳男性図16図172009年からソニッケアーエリート使用。現在3代目を所持使用。心臓病、糖尿病、高血圧症があり健康管理とともに口腔管理の必要性も理解している。口腔内の状態も良好でPCR15~17%を維持している。今では、ソニッケアーを使用しない歯磨きは考えられないとのこと。PCR、磨き残しがみられた部位を確認する。当て方、動かし方の確認を行う。磨きにくい部位や苦手な部位には、術者磨きを行う。・当て方・ブラシ圧・動かし方術者磨きを体感し適正に使用することで自己流になることを防止する。