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さらに良好なプラークコントロールを目指して。小野寺君枝歯科衛生士?夏堀デンタルクリニック勤務夏堀礼二院長?青森県八戸市開業5月の初旬に、国立がん研究センターなどの研究チームがまとめた朗報な研究発表があった。コーヒーや緑茶を日常的によく飲んでいる人は、そうでない人に比べて病気などで死亡するリスクが低いとする調査結果である。コーヒーを1日3~4杯飲む人では、ほとんど飲まない人に比べて死亡リスクが24%低かった。緑茶は、1日1杯未満の人に比べ、1日5杯以上飲む人は13~17%低かった。コーヒーに含まれるポリフェノールクロロゲン酸、緑茶に含まれるカテキンが血圧を下げ、両方に含まれるカフェインが血管や呼吸器の働きを良くしている可能性があるという。一方で、口腔の気になる悩みは、「歯の着色・変色」「歯垢・歯石」「口臭」「歯周病」「むし歯」などが悩みの結果となっている。この口腔内の問題と習慣、「歯磨き」の状況は直結する。ほとんどの人が齲蝕予防、歯周病予防に必要なことを理解して自らの健康増進のために実践している。厚生労働省の調査では歯ブラシを使用して1日2回以上磨く者は73.5%、歯間部清掃用具を使用している者の割合は35~44歳で32.6%、45~54歳は図1主なステインの種類図2<着色しやすい口腔環境>コーヒー・お茶ワイン・ブルーベリータバコ・コーヒー食生活習慣・種類・頻度・口腔内の状態に左右する。●プラーク除去の困難な歯●嘔吐反射の強い人●口腔乾燥症●口唇閉鎖不全●歯冠修復・コンポジットレジン・硬質レジン・ハイブリッドセラミックス●着色しやすい歯の表面(細かいキズがある)●着色しやすい飲食物・医薬品・食品・着色性食品ポリフェノール・イオウ成分を含む食品(コーヒー、ココア、緑茶、紅茶、ウーロン茶、ワイン、ブルーベリー、アサイーベリー、ほうれん草、バナナ)、着色性の強いビタミンサプリメント、タバコのヤニ(タール)、クロルヘキシジン、フッ化第一スズ・漢方薬など図3<プラークの取り残しの原因>図4図5●意欲・食生活習慣の問題●口腔清掃用具の問題●テクニックの問題●口腔解剖学的な問題●唾液量・唾液の質の問題●補綴の種類・形態の問題定期メインテナンス来院患者。3カ月ごとに来院。検診、PMTCなどのプロケアと適正なセルフケアのバランスが重要。歯列、形態、歯面に大きな問題もなくケアしやすい口腔内。図16新型ブラシ新型ブラシディープクリーンモードによってさらにプラーク除去率が向上。これまでのブラシも使えるテーラーメイド方式も嬉しい。ソニッケアーフレックスケアープラチナプロフェッショナル図7ソニッケアーと手用歯ブラシのプラーク除去率比較ソニッケアーフレックスケアープラチナ除去率(%)4540.2%4036.0%3532.4%31.2%3027.6%25201510501.5%2.4%0.5%1.5%-0.3%-5全体前歯臼歯歯間臼歯歯間手用歯ブラシp<0.001ベースラインから2週間後までの調整平均・プラーク除去率。手磨きに比べて、歯への接触面積が最大4倍に増加。10倍の歯垢除去力、という報告。※Milleman J, Milleman K, Argosino K, Mwatha A, Ward M, Souza S, Jenkins WData on file, 2014図8アダプティブクリーン毛先の振幅その他のブラシ今回新しく追加されたアダプティブクリーンブラシの形状。ブラシの刷毛部毛先先端が点状から面状の部分が多くなり歯の接触面積が増加したことにより歯垢除去力が上がった。またゴムのヘッドが歯肉やエナメル質に優しく、余分なブラシング圧を吸収して歯を守り、当たっても振動が響にくい。※当社比