Dental Products News213 page 13/28
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Dental Products News213
手術後は歯ブラシを控えて頂いているため、天然歯周囲のプラークに蓄積を認めたり、吸収性縫合糸(6-0バイクリル)には多量のプラークが付着しています。音波効果(サブソニック振動)のあるユリーを使用することによって、天然歯周囲・縫合糸に付着したプラークを容易に除去することができます。1週間後は、緩んでいる糸のみ抜糸し、その後、患部にCO2レーザーを照射します。2週間後は、ユリーでプラークを除去した後に、先に吸収性糸にもレーザー照射することによって、簡単に糸を切ることができ、あとは、ピンセットで抜糸を行ないます。短時間にスムーズに行なうことで、患者さんの苦痛を少しでも軽減できることにつながります。症例2:外科後、縫合糸に付着したプラークの清掃図7図8下顎臼歯部にイミディエートローディングを行った。術後2週間治癒良好に推移している。インプラント間は、離底形にしているため、食渣を認めたり、6-0バイクリルにプラークの蓄積を認める。図9図10ユリーを用い、食渣を洗い流し、6-0バイクリルのプラーク除去を行う。清掃終了。図11図12図13抜糸も目的として患部にCO2レーザー「オペレーザーPRO」を照射。縫合糸にレーザー照射。(3.0W SP1 2×0,001S REP)ピンセットで縫合糸を除去した。症例3:外科後、アバットメント周囲の清掃図14図15図16下顎臼歯部に1回法でインプラント3本埋入後、2週間。ユリーを用い、暫間アバットメント周囲・縫合糸のプラーク除去を行う。清掃終了。図17図18プラーク除去後、CO2レーザーを照射。抜糸終了・CO2レーザー照射後の状態(ただし、後方のアバットメントは特殊な表面性状であるため、プラークは除去されていないように見えるが、完全にプラークは除去されている)。