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サブソニックブラシシステム「ユリー」の活用矯正治療におけるユリーの活用仲谷龍太郎根津崇根津浩根津矯正歯科クリニック?神奈川県川崎市開業近年、歯科矯正治療はその材料の発展に伴い、治療結果のみならずフルバンドからダイレクトボンドに移行することによりその清掃性においても向上してきた。またボンディング材自体の操作性や除去のしやすさも改良されてきている。しかし、清掃性の観点からすると必ずしも完全とはいえない。装置自体の凹凸やボンディング材の除去不足、患者の清掃不足などによりプラークの停滞がしばしば認められる(図1・2)。その際、クリニック内でのクリーニングにおいて、細部には超音波スケーラー、平面図1・2クリーニング前におけるプラークの付着状態図3・4コントラハンドピースを使用した場合図1矯正治療中の患者に染め出しを行い、プラークの付着具合を確認する。図2ブラケット周囲やワイヤー直下の歯面に多くのプラークの付着を認める。図3コントラハンドピースを用いて注水下にて5分間クリーニングし、再度染め出しを行う。ユリーハンドピースユリーブラシ図7~10コントラハンドピースとユリーの操作Fブラシ小Fブラシ大Mブラシ小Mブラシ大ユリーハンドピース。ユリーに使用するブラシ各種。図7コントラハンドピースはワイヤー直下の歯面に到達しにくい。図11・12舌側装置部へのユリーの応用図11舌側装置のループ部などの複雑な部位においても有用である。図12歯肉に近接した部分に対しても痛みが少なく使用することができる。