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ヨシダのCAD/CAM トロフィー カムCAD/CAMクラウンメタルフリーを目指した将来への動き松見 秀之 松見歯科医院/埼玉県日高市開業平成26年4月の歯科診療報酬改定で先進医療の評価療養に導入されていた歯科用CAD/CAM冠が健康保険に認められました。それぞれの診療所や病院歯科で考え方はいろいろあると思われますが、メタルフリーを目指して今後の歯科診療を考えていくうえでこの保険導入を歓迎したいと思います。デジタルデンティストリーの幕開けは、口腔内カメラ ピクトやデジタル デンタル レントゲンシステム コンピュレイに代表される画像関係から始まり、口腔内写真検査やデンタル標準撮影にデジタル加算が保険で認められ、ついでパノラマのデジタル化、歯科用CT(3D)と、その時代にマッチした新規項目も保険に導入され現在に至っています。そして今年度は評価療養中であったCAD/CAM冠と歯根端切除術(顕微鏡+CT)の2つが新たに保険に導入され、デジタルデンティストリーが最盛期を迎えようとしているわけです。院内歯科技工士の有無や技工所との連携、CAD/CAM装置の制限(オープンシステム)、保険適用となる特定歯科材料の問題など、保険診療にオートデザインで作製された補綴物(口蓋側)。図7石膏模型をスキャニング。咬合面・マージンラインをスキャニング。16mm深度、45度の範囲でスキャニングできるから簡便で、多くのデータを取り込むことが可能。図44 支台歯形成終了図1オートデザインで作製された補綴物(頬側)。図8スキャニングと同時にこのような画面がでてくる。図5石膏模型を作製図2対合歯との接触点が赤く表示され、咬合面の調整をソフトウェアがサポート。図9上下顎の模型を合わせて頬側から撮影し、咬合状態を把握する。図6光学スキャナー トロフィー 3D スキャナ図3