Dental Products News206

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キッズからの定期管理予防を実現するためには「楽しい」という感情を持たせられるかが重要。重度の歯周病・無歯顎の口腔内を診て、どうしたら歯の喪失を防ぐことができるのか、いつも考えていました。そしてそれには小児のうちから予防に取り組むことが大事なのだと、思うようになりました。当院は0歳から100歳まで、赤ちゃんから大人まで、予防を中心とした治療を行う診療室として昨年夏に開業しました。そのコンセプトメッセージがどなたにでもご理解いただけるよう名称も「キッズ&ファミリー歯科」として、「子どもたちは虫歯にならないように、大人は歯周病治療を中心として自分の歯が長持ちするように、治療をする」ことを掲げ、患者さんの生涯にわたって、ずっと通って頂けるかかりつけ歯科医院を目指しています。開業前から当院の理念、コンセプトは明確でしたので医院名に「キッズ」と入れ、子どもが主体の「予防を中心とした診療室」をイメージしました。目指したことは「子どもが来院しやすく、楽しく、泣かせない」医院です。このコンセプトに基づき、医院の内装・レイアウト・機器の導入、一つずつを具体化していきました。その一つが『ハピット』です。待ち時間を活用して『ハピット』で遊ぶこと、これが当院の治療の一つです。デジタル世代の子どもたちですから『ハピット』でブラッシングをしたり、歯科の情報をゲームで学ぶことに抵抗はありません。そして、治療やメインテナンスが終わったらキシリトール入りのグミ、ガチャガチャのおもちゃなどのご褒美がもらえる、これが一連の流れとなっています。また、『ハピット』はスタッフと共に一緒に遊んだり、クイズに答えることが多いので、初めて当院に通院された子どもや緊張感が抜けない子どもの気持ちを和らげ、スタッフとの距離を縮めるツールとしても活用しています。ホームページでは多くのお母さん方に当院方針を広くご理解いただけるためのメッセージを掲載しています。そこでも「新しい小児歯科治療の提案」として、「体感しながら歯磨きの仕方や、歯科医院に通う楽しみを得られる」ツールとして『ハピット』を紹介しています。壁紙・ユニットを倒した時に見られる天井モニターなどさまざまな工夫がされている。『ハピット』導入は開業前から決定したため、ブラッシングコーナーと兼ねている。子どもたちが楽しくブラッシングをしたり、さまざまな情報を楽しく学べる。ユーザーインタビュー●ハピット宮園 あがさ先生 キッズ&ファミリー歯科/東京都中野区開業赤ちゃんから大人までが通院できる医院を目指して。「子どもが来院しやすく楽しく、泣かせない」ためには。ホームページでもアピール。さまざまなコンテンツが用意されている。ブラッシングパズルでは、モニターに従いながら楽しくブラッシングできる。