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 図1 0 や図1 1 のコンピュレイ画像を見ていただくと解るが、オリフィスオープナーはテーパー度が太いため、押し込んでもなかなか奥に食い込んで入ってはくれない。あくまでも同心円回転で、壁を太く開けるのが主目的である。特に0 . 1 2 テーパーでは食い込んでいかない。T Kロングバーが入るスペースの確保には、一番適している。 0 . 1 2 テーパーのオリフィスオープナーの先が届いた付近までT Kロングバーが届いてくれるので、ここで一気に入り口付近のエンド三角を削除してしまう。毎分6 , 0 0 0 回転注水下で、近心頬側根管では入口の近心頬側内壁を、遠心頬側根管では遠心頬側内壁を重点的に削除する。バーの先をこじるように使わず、バーの腹全体で削る。 結局、エンド三角の除去とは根管の根尖湾曲方向と逆の入り口の壁を削除することであるため、根管口を含む入口付近の内壁を削除することで、パイロットファイルの挿入を規制している内壁がなくなる。ほとんど内壁の規制を受けず真っすぐに、入れたファイルが根尖方向へ向かってくれるため、# 2 0トリプルファイルで十分間に合う。TKロングバーでエンド三角除去。図1 3 F Gコントラにテーパーの短いバーから図14 くれぐれもこじらないように削っていく。付け、毎分6 , 0 0 0 回転で使用する。図1 5  T Kロングバー使用後のコンピュレイ画像。図1 7  これだけでオリフィスオープナー0 . 1 2テーパーが入っていく。図1 6  根尖からの延長が、ほとんど真っすぐに変わってきている。図1 8 オリフィスオープナーが、無理なくまっすぐ根尖に向かって入っている。図1 1 入口を規制する壁があるため、湾曲まで図12 TKロングバーのセット届いてない。図1 0  オリフィスオープナーが届いたところの確認。オリフィスオープナーはそんなに奥まで入らない!TKロングバーで削ったあとはほとんど真っすぐになっている!