Dental Products News206

Dental Products News206 page 18/28

電子ブックを開く

このページは Dental Products News206 の電子ブックに掲載されている18ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「電子ブックを開く」をクリックすると今すぐ対象ページへ移動します。

概要:
Dental Products News206

炭酸ガスレーザー オペレーザーPROの活用矯正治療中におけるオペレーザーの有効な使用法村岡 秀明 小林 英範 むらおか歯科 矯正歯科クリニック?千葉県市川市開業当院では、4名の歯科医で診療を行っている。小林が矯正を担当し、院長村岡を含む他の3名で小児・一般成人・高齢者義歯治療などを分担して行っている。矯正担当医は他の一般的な診療は行わないので、矯正治療中に齲蝕が発見されたり、抜歯等の外科処置が必要になった時は、他の歯科医師が行うことになる。今回は、矯正治療中に必要になった歯肉の形態修正および小帯除去等の処置を、ヨシダの炭酸ガスレーザーであるオペレーザーPROを用いて行い、有効な結果を得ているので、報告する。矯正担当医自身がオペレーザーを使用する症例は、矯正治療中の知覚過敏やワイ図1オペレーザーPRO図2プリセット2の蒸散を選択する。図3オペレーザーのヘッドを患部から5mm程度離して移動させながら30秒間程度照射する。図4症例1: 4 抜歯後の歯牙移動のため、53 間の歯間歯肉が盛り上がったようになっている。図6図51回目の照射直後の状態である。図72ヶ月後。3回目のレーザー照射を行う直前の状態であるが、違和感のない歯肉の形態になってきている。1ヶ月後。図8症例2: 53 間の歯肉がいわゆるお尻のように盛り上がっている。図101ヶ月後図112ヶ月後。3回目のレーザー照射を行う直前の状態である。本来の歯肉の形態が得られている。図91回目の照射直後。矯正治療中の歯肉の形態修正歯肉の形態修正