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当院は「患者さんに負担の少ない低侵襲なインプラント治療」「安全で確実なインプラント治療」を目指し、ガイデッドサージェリーを2003年から取り入れてきました。2006年には自院にスローンを導入、骨上のガイドから歯肉上のガイドへと進化することで、より侵襲の少ない手術が可能となりました。そして2012年自院のCTはすでに入れ替え時期となり、『ファインキューブ E2』を導入しました。ガイデッドサージェリーは低侵襲・安全・確実・短時間でシステマチックな手術が行えることが明らかです。ガイデッドサージェリーの一番難しい点は、手術の手技ではなく、治療計画・埋入位置のシミュレーションです。治療計画が治療の成否・予知性すべてが決まると言っても過言ではありません。この治療計画の根幹となっているのがCT画像です。当院ではガイデッドサージェリーを1 0 年行っている実績があることから多くの先生から治療計画について相談を受けます。その際、CT画像を持参くださるのですが、CT普及と共に多くの機種が発売され、CTと言っても実にさまざまな精度だと実感します。いろいろな機種の画像を見させていただくからこそ『ファインキューブ E2』の画質の良さを実感することができます。ガイデッドサージェリーの治療計画で一番大切なのは、骨質の把握。「インプラント体先端を皮質骨内に埋入したい」「海綿骨内でのバーの流れを考慮したプランニング」など、フラップを開けなくとも詳細な骨質が判るからこそ正確な診断、ガイド作製ができるのです。この精度は『ファインキューブ E2』だからこそと言えるでしょう。骨質が明確に判ることは矯正治療にも有効です。無理な歯牙移動は時間がかかるばかりでなく、根尖吸収を起こし、結果としてトラブルとなる可能性があります。事前に骨質・骨量を知ったうえでの確定診断は、矯正治療のスピードを速め、より良い結果をもたらすことでしょう。多くの紹介患者さんはインプラント希望で来院されますが、CT撮影をしたら実は保存可能であるようなケースも見受けられます。患者さんにCT画像の見方のポイントを教えることで歯科への興味など啓発にもつながっており、『ファインキューブE2』導入はさまざまなメリットをもたらしています。ユーザーインタビュー●ファインキューブ E2 Finecube E2 Interview『ファインキューブ E2』、鮮明画像だからこそ判る骨質。院 長 三好敬三先生インプラントセンター21東京都世田谷区開業すでにCTは2代目になった。CT画像といっても実にさまざま。鮮明な画像だからこそ得られる情報がある。矯正治療でも骨質が鍵となる。ガイデッドサージェリー成功へは、プランニングが重要である。ノーベルクリニシャンを活用した『ファインキューブ E2』画像は手術時にも活用。