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より精密な補綴物作製のためのテクニック咬合分析―デナー330咬合器とルクサバイトの活用―行田克則院長松山智子歯科医師上北沢歯科四谷三栄町歯科/東京都開業図1図2図3デナ-330今回、デナ-マークⅡの後継機種として発売された。デナ-マークⅡの時代からデナ-を使用している。図4まず患者のオルソパントモグラフから矢状顆路角を観察する。図5-1バイトフォークに巻き付けたコンパウンドを軟化し、口腔内に試適する。前方基準点をデナーのスケールで皮膚上にわずかに印記する。デナーでは上顎前歯切縁より43mmとなっている。スライドマチックフェースボウにて頭蓋と上顎との関係を記録するが、同時に患者の瞳孔線との関係あるいはカンペル平面との関係などを観察しておくと良い。図5-2●図6中心位へ誘導するためにコンパウンドにてルシアのジグ(アンテリアジグ)を作り、練習することは有効である。図7図8図9ドイツDMG社製ルクサバイト。ショアD※コード6 9と硬度が高いので、遊離端歯を含む咬合採得にも適している。ルシアのジグをそのまま用い中心位記録を行なっているが、この方法であるとやや開口量が多くなってしまう傾向にあり、true hingeとの誤差が生じやすくなる。リーフゲージにて最小の咬合挙上量で中心位記録を行なう。※ショアD硬度とは、A硬度より硬いものを表す数値のこと