Dental Products News205 page 26/28

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Dental Products News205

やっぱり画像の鮮明さが決め手。『ファインキューブE 2』藤林晃一郎先生フジバヤシ歯科クリニック/京都府京都市開業Finecube E2ユーザーインタビューファインキューブE2セファロ撮影の可能なＣＴが当院の必須条件だった。「主訴や1歯単位の治療ではなく、顎口腔単位の治療を行うことで全身の健康に寄与したい」「エビデンスと予知性のある歯科医療」を目指し、勤務医時代から多くの学会や研修会を受講し研鑽を積んできました。そこで痛感したことは、より精確な診査・診断が最も基本であり、重要であるということです。今回、ＣＴ導入にあたり、さまざまな機種を検討しましたが、『ファインキューブE 2』は高精細なＣＴ画像に加え、セファロ撮影が可能となったこと、レントゲン室の拡張なしに開業時より難治性の根管に対しては、どうして痛みが消失しないのか、違和感があるのか、確定診断もできないまま根管治療を続けることは、時間的にも患者さんとの信頼関係という点においても負担が大きいと考え、これまで他院でCT撮影を行い、確定診断したうえで治療を行ってきました。しかし撮影から診断までの期間がかかり、患者さんの負担も大きいという問題もありました。『ファインキューブE2』の導入で『ファインキューブE2』はレントゲン室を拡張することなく、セファロ撮影まで可能な点が導入の決め手となった。設置できた点が大きな導入理由でした。根管治療に使える画像の鮮明さ。インプラント・再生療法時にも。顎口腔単位での治療を行う当院にとってセファロ撮影は重要でした。セファロは矯正治療はもちろんのこと、顎関節を含む口腔機能の診断、顔貌含む軟組織を考慮したうえでの審美補綴治療を行うためです。『ファインキューブE2』は1台でパノラマ撮影・セファロ撮影・ＣＴ撮影が可能となり、活用の幅が広がりました。確定診断の精度はさらに向上し、「根尖方向や副根管の存在がわかる」「根管内部の様子が分かる」「破折線が明確にわかる」、ミクロン単位での診断が即座にできるようになりました。また、インプラント治療では上顎洞までの距離や下歯槽管までの距離を把握し、安全な手術を行うことが可能です。また再生療法では、事前に骨欠損の状況や形態を精確に把握することができるので、欠損の状態に合わせた最適な材料・術式を確定したうえで手術に臨めるようになりました。『ファインキューブE 2』の良さは、ボリュームレンダリング（３Ｄ画像）の高精細さとその操作性でしょう。患者さんへのインパクトも納得度も鮮明な画像だからこそ実現できるのです。「安定した歯周組織に支持された審美的な補綴治療、予防・メインテナンスを通し獲得した健康の維持」は、「精確な診断」ができてこそ実現できるのです。開業して７年、常に先進医療を学び、より快適で予知性が高く、安全な最新技術を患者さんに還元していきたいと考えています。定期的な設備機器導入もその一環。患者さんの一生涯をサポートできるよう口腔の健康維持に努め、成長し続ける医院でありたいと考えています。待合室（左）では医院の紹介・治療の説明などと含めて、CTの紹介をしている。カウンセリングルーム（右）では、4モニターを活用してインフォームドコンセントを行っている。