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私の愛すべきソニッケアーセンシティブブラシ青木薫歯科衛生士?東京都大田区クラジ歯科医院(理事長倉治康男先生)勤務今から20年以上前、音波歯ブラシソニッケアーは誕生しました。その間、現在に至るまでソニッケアーは進化をし続けています。今回のリニューアルでは、過圧防止センサー※1が新たに搭載されるなどより機能的になり、これからも多くの方たちのニーズに応え続けていくことでしょう。さらにソニッケアーは替えブラシの種類が豊富なことが特徴です。このたび新たに仲間入りしたインターケアーブラシは、4色の毛束で構成されており、森にそびえる木々を連想させます。毛先がバラバラだと感じるかもしれませんが、一つ一つの毛束がうまく歯面をとらえ、むしろこれまでのブラシを上手に歯面に当てることが難しかった方にも、手軽に使って頂けるのではないかと考えています。そんな秀逸な各種替えブラシですが、私がほとんどの患者さんに選択する替えブラシはセンシティブブラシです。センシティブブラシは柔らかい毛が特徴で、デリケートな部位やソフト毛がお好みの方に選ばれる場合が多いのですが、私はどなたでも使って頂ける替えブラシだと考えています。柔らかい毛だからこそ、歯頸部に沿って動かすと柔軟に歯面に密着して、多くの面積に毛先が当たるのがわかります。歯間部にも入り込みますので、デンタルフロスなどの歯間清掃が楽になります。他には歯列不正、歯列矯正中のブラケット周囲など、通常のブラシでは入り込めないような部位にもアプローチします。柔らかいブラシは、電動歯ブラシを生まれて初めてお使いになる方にも受け入れやすく、実際に高齢の患者さんには「このブラシなら」と取り入れていただけるケースも多いのです。柔らかい毛だと、しっかりプラークが落ちないのでは?と思うかもしれませんが、ソニッケアー独自のパワフルな液体流動力がしっかりとサポートしてくれるため心配いりません。インプラント周囲、歯根露出部、知覚過敏症頻発部などのデリケートな部位に選ぶのはもちろん、しかしそれだけでは非常にもったいないと思う、私の愛してやまないソニッケアーセンシティブブラシなのです。症例1図1:81歳男性。一見、状態は良さそうに見えるが・・・。図2:X線写真では、著しい骨吸収が認められる。図3:全身疾患などの理由で積極的な治療介入が難しく、徹底したプラークコントロールの為にソニッケアーを導入。図4:ソニッケアー導入6ヶ月後。ご本人の努力は続いている。症例2表1手磨きとの比較したグラフ(約5 4%多くのプラークを除去)※2図5:エステニアのブリッジ。図6:複雑な形態の補綴物にも、柔軟に毛先がフィットするのがわかる。症例3※1フィリップスのHPより、『新しく搭載された過圧防止センサーが歯と歯ぐきへの圧力を感知。ハンドルに振動で伝えて、歯と歯ぐきをやさしくブラッシングすることが可能です。』図7:セルフケアが困難な矯正装置。図8:ワイヤーの下、ブラケット周囲などにも毛先が到達しやすい。※2 Putt M, Milleman J, Jenkins W, Schmitt P. Comparison of plaque removal by novel PhilipsSonicare sensitive brush head and a manual toothbrush. Data on file, 2010.