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初期治療が進み、プロビジョナルレストレーションに置き換え、再評価の状態です(図4)。プラークコントロールは一見よく見えますが345の叢生部にいつもプラークの沈着が認められました(図5)。これまでダイヤモンドクリーンミニブラシを使用していましたが、このような部位には毛先が当たりにくくプラーク除去が困難でした。今回新しく発売されたインターケアーブラシ(図6)は2カ所に毛束が長い部分があるので、歯間部や叢生部の凹み症例2:矯正のブラケットが装着された状態で歯周外科処置を行う患者さんの術前のクリーニングに使用しています(図9~11)。矯正装置が装着されていると、患者さんのプラークコントロールに限界があります。ワイヤーを外すと、ブラケット周囲にプラークの沈着があるため、天然歯のクリーニングに比べ時間を費やします。そこでソニッケアーインターケアーブラシをはじめに使うことで効率よくプラーク除去することができます。がある箇所に毛先が当たります(図7・8)。患者さんに使用していただく際は、鏡でブラシの凸部と歯の凹部が当たっているか確症例3:嘔吐反射がきつい患者さんの場合、下顎臼歯部の舌認しながら行っていただきます。今後、この患者さんは、欠損部に対しての修復や歯列不正への矯正治療を予定していますが、これまでの治療においてはモチベーションも低下することなく初期治療の目的である『炎症の進行の抑制』ができたと思います。側を磨く際、「手用歯ブラシでストロークさせると気持ち悪いが、ソニッケアーなら当てるだけなので不快感なく清掃できる」という患者さんの声をいただきました(図12)。これからも清掃性がよく患者さん自身も使いやすい清掃用具を選んでいきたいと思います。図3図4初診時18枚法レントゲン。根尖周囲にまで骨透過像が42 57 7に認められる。3つのモード(クリーン・ホワイト・ガムケア)があり、それぞれパワーの調節(高・中・低)ができる。初期治療終了時。図7図8インターケアーブラシを使用し、345叢生部をブラッシング。4舌側転位部にインターケアーブラシの毛束の長い部分が当たっている。インターケアーブラシでブラッシング後。4舌側転位のプラークが除去されている。図12症例3/嘔吐反射のきつい方。手用歯ブラシをストロークされると嘔吐反射がおきプラーク除去がしにくいが、ソニッケアーは当てるだけなので嘔吐反射が起きにくい。