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ソニッケアーフレックスケアープラチナの活用小松原夕香歯科衛生士?大阪府大阪市浦野歯科診療所(院長浦野智先生)勤務ブラッシング指導を行う際、患者さんの口腔内の状態に合わせて口腔清掃用具を選択しますが、手用歯ブラシが上手く動かせない方や効率的に歯磨きを済ませたい方に電動歯ブラシを試していただいてます。歯周治療の初期治療においては炎症の軽減を図るため、プラークコントロールが重要となってきます。初期の歯周炎に比べ、中等度から重度に進行するにしたがい、患者さん自身でのプラークコントロールは難しくなってきます。よう説明を受けたが顎や手が疲れてしんどい」とのことでした。歯間ブラシは使用されたことがなく、これ以上清掃時間がかかると、患者さんのブラッシングへのモチベーションが下がると思われましたので、院内のソニッケアーを試していただきました。はじめは振動が気になるご様子でしたので、3つのモードそれぞれ高・中・低でパワーの調整ができることを説明しました(図3)。当て方さえ気をつければ、手を小刻みに動かさなくても良いので患者さん自身楽で気に入っていただき自宅でも使いたいとおっしゃってい症例1:56歳男性(図1)。主訴は以前の歯科で歯周病と診断され歯石除去を途中までしていたが、転勤になり治療の続きを希望。全顎的に歯周病の進行が認められ(図2)、現在初期治療中。初診時の口腔清掃状態は歯間部や345の叢生部にプラークの沈着が認められました。自宅でのセルフケアについて伺うと、以前の歯科にて「一回のブラッシング時間は15分以上するただけました。歯間部の清掃に関しては、歯間ブラシを使いプラークを除去することで口腔内がさらに清潔になることを伝えると、患者さんから使い方を教えて欲しいと返事をいただき練習していただきました。患者さんの生活の中で負担になっていたブラッシングを少しでも楽にすることで歯間ブラシも受け入れていただくことができました。図1図2症例1/56歳男性初診時。主訴:他院にて歯周病と診断されたが、転勤となったので治療の続きをして欲しいと来院された。図5図6図9セルフケアでは、ソニッケアーダイヤモンドクリーンミニブラシを使用しているが、345叢生部にプラークの沈着が認められる。図10新しく発売されたインターケアーブラシ。毛束の長い部分が2箇所あり、歯間部や凹みがある箇所にもブラシが当たりやすい形状になっている。図11症例2/矯正のブラケットが装着された状態で、歯周外科を行う術前写真。術前のクリーニング時。インターケアーブラシをはじめに使用することで、効率良くプラーク除去することができる。歯周外科処置後。