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D r.K OJIMA’S VoiceVol.25二重仮封のすすめー機械・器材を知り、うまく使った歯内療法ーテンポシールLとハードバイトを活用する。小嶋壽東京都中央区開業歯内療法時の仮封二重仮封という考え方テンポシールLとハードバイト歯内療法を一回で終わらせるのは封鎖性の良い仮封材と方法で、仮封時の根管内に「薬」を使う不可能である。今日初めて歯内療法を行う歯でも、象牙細管内に細菌やバクテリアがはびこっていることが証明されているからである。そこで、洗浄と消毒が十分になされなければならないということになる。そのために微少漏洩がなく封鎖性の良い仮封材、仮封方法、仮着材が必要最初に考えることはテンポラリークラウンの発想である。元来仮封材を除去するのにダイヤモンドバーを使って削る時間がもったいなく、外すときはパッと一瞬に外せるのが一番と思っている。だからテンポシールLと、その上にハードバイトで作ったクラウンで仮着して二重仮のは嫌いなため、それぞれの根管口に綿球をおいてくる。その上にテンポシールLを盛って一時仮封を作る。咬合面から1mm位アンダーで作り、ここに光を当てれば硬化する。そこにハードバイトでテンポラリーのインレーかクラウンを作り、トリミングする。あとはテンポラ図1#36頬側歯頸部カリエスでしみるため、応急処置でテンポシールLを充填。図2コンタクトを含んだ大きなカリエスに、応急処置でテンポシールLを充填。図3歯内療法時の一次仮封材として、テンポシールLを窩洞に充填。図4日常臨床で様々なところで使用できる簡図5操作性が良く、早く硬化して硬さも得られ図6ハードバイトで作ったテンポラリークラウン。便な光重合型テンポラリーレジンテンポシールL。るハードバイト。図7初めての歯内療法窩洞に、二次仮封の一次仮封材としてテンポシールLを使う。図8これに合わせて、ハードバイトで二次仮封のテンポラリークラウンを作る。図9仮着材でテンポラリークラウンのみ仮着する。