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開業当時から全ての患者さんにお薦めしています森純歯科衛生士?東京都中央区銀座並木通り坂本矯正歯科クリニック(院長坂本紗有見先生)勤務今回、新しくソニッケアーフレックスケアープラチナが発売されました。当院では、9年前の開業当時より、全ての患者さんに薦め、多くの患者さんに使用していただいております。矯正歯科でのソニッケアーの必要性は大きく2つあります。一つは「矯正治療」に関して、歯牙を動かす時に感じる疼痛は歯根膜への加圧によるものと考えられています。その歯根膜の疼痛緩和がソニッケアーの振動によって可能になります。主にガムケアモード機能により、マッサージ振動が歯根膜に針治療のように働くと考えています。二つ目は、「矯正装置(複雑な装置)」に対して、ダイナミッククリーニングアクションの連打作用によりプラークの停滞しやすい複雑でとてもせまい場所にも効果的に除去できる機能です(図1)。図1ケアーの発売で、合計4種類。大小合わせて8種類と非常に多くなりました。ソニッケアープラチナとインターケアーを使用して、矯正歯科の分野から2点をお伝えいたします。一般に矯正治療中に用いる口腔清掃用品では、ブラシの毛先の形が特殊な物や、小さいものが多いのが矯正装置の複雑な形、凹凸に当たるように工夫されています。新しい替ブラシインターケアーは、矯正専用ではないものの毛束が分かれており、毛束により長さが異なります。立体的になっているのが見えます。これが、矯正装置(特にブレース治療)を装着している方にも適応できるようになっています(図2)。図2ワイヤーの下にも、ブラケット周りにも毛先が当たります。期間使用した場合の毛先の消耗具合をご覧ください(図4)。図3図4より体感しやすくなった過圧防止センサー上:ソニッケアープラチナとインターケアー下:ダイヤモンドクリーンとプロリザルツ共に約2ヶ月間ブラッシング圧の強い方に使用。過圧防止センサーが搭載されたことで、ブラシの傷みもこれだけ異なる。ダイナミッククリーニングアクション今回のモデルチェンジにあたり、モードが3種類、そして、それに合わせて出力が3種類になりました。今までと変わらないモードを備えながらも、歯科従事者の選択範囲の拡大と、なにより患者さんのニーズに合わせて作られております。替ブラシもインター非常に利にかなっています。勿論、矯正装置の装着有無は問いません。次に、フレックスケアープラチナの過圧防止センサーです。矯正治療でソニッケアーの安全性について尋ねられることは、患者さんだけでなく、歯科に携わる方からもよくあります。フレックスケアープラチナでは過圧防止センサーが手に伝わる感覚として非常にわかりやすく、音波式電動歯ブラシを使用していても強く当てることが習慣になっている方には効果的です(図3)。同じブラッシング圧が強すぎては、繊細な歯肉等が傷つきますし、ブラシの広がりが早い方は、プラークコントロールの不良に繋がるのは言うまでもありません。替ブラシは交換期間が3ヶ月と表記されていますが、使用方法により、ブラシの広がりが酷い場合、何らかの原因がある可能性があるため、早めの交換が必須です。安全に確実にプラークコントロールをしていくことが、矯正治療の成功、そして、ゴールに繋がると考えます。