Dental Products News204

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歯科衛生士が処方するソニッケアーフレックスケアープラチナ~時代に応じた池田育代歯科衛生士/奈良県奈良市貞光歯科医院(院長貞光謙一郎先生)勤務皆さんが電動歯ブラシデビューをしたのはいつでしょうか?私が電動歯ブラシデビューをしたのは、今から約15年前の音波電動歯ブラシ初代ソニッケアーでした。当初は回転式の電動歯ブラシが一般的で「音波」という聞き慣れない言葉に惹かれると共に従来の回転式の製品とどのような違いがあり、肝心のプラーク除去率はどうなのかに疑問を抱きスタッフみんなで各種電動歯ブラシのプラーク除去率とプラーク除去にかかった時間を実験した結果、ソニッケアーがどちらも一番でした。この結果から、当時より当院でおすすめしている音波歯ブラシはソニッケアーとなっています。もちろんモデルチェンジをするたびに従来品との比較実験を行い、患者さんへの有効的な使い方を模索しプラークコントロールの向上に繋げてきました。ですが、実際に臨床で耳にするのは良い感想だけではなく発売当初は振動が激しいので慣れるまでに時間がかかった、最近ではハンドルが滑るなどの意見もありましたが、モデルチェンジする度に改善され使用しやすくなっているのが解ります。今回発売された、インターケアーブラシのスタンダードとミニで行った実験(染色率80%以上のプラークを2分間鏡を見ずに落とす)では(図1)、従来品よりも歯間部のプラークが除去されやすく、ミニヘッド(78.9%)(図2・4)よりもスタンダードヘッド(82.1%)(図3・5)が少しですが除去率は高い結果となりました。下顎叢生部などにはブラシの特徴である黄緑色の部分が歯間部に添いやすい形状でした(図6・7)。また、矯正器具が装着されている歯牙(図8)においてはブラケットの隙間にも入りやすい形状となっています(図9・10)。ミニスクリューなどの清掃(図11・12)や矯正調整後の疼痛の緩和(図13)にはヘッド部分をセンシティブに交換し、図1図2図3図4プラーク付着率80%以上(3日間ブラッシングを中止し染色)ミニブラシ正面(唇面と隣接面に少し残る)スタンダードブラシ正面(唇面も隣接面も除去されている)ミニブラシ側面図6図7図8下顎叢生部黄緑の毛先が叢生部に添う。矯正装置装着の歯牙図11 6図12図13図14ミニスクリュー部センシティブブラシ(ミニ)使用ガムケアー、エキストラソフト(低)歯肉マッサージに使用センシティブブラシ(スタンダード)ガムケアーエキストラソフト(低)図12・13パターン9で使用