Dental Products News203

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インレー形成の仮封材として#27にテンポシールL #26にテンポシールLインレーを削った時、咬合面だけの窩洞であれば対合関係だけを見て、仮封材は何でもよいだろう。しかし、近心や遠心の隣接面を含んだ窩洞形成した場合、次回までの間に歯が動いて移動してしまい、歯の位置関係がどんどん変わってしまう。そこでテンポシールLの出番である。隣在歯とのコンタクト域を大きめに取り、仮封しておく。歯内療法で根管形成が終了し、あとは根管消毒を続けていく場合、内壁はもう削らず窩洞の形が決まっている。ふたを開けて象牙質全体消毒をし、また蓋をして終わりとなる。この時臼歯ではブルー色のテンポシールLを使い、窩洞全体を埋めて仮封する。この時、窩洞が深いとあとで取り外しにくいので、浅目になるように工夫して作る。次に手前の歯にも手を付けて、歯内療法を始める。根管形成の途中で時間となったため、テンポシールLで仮封を作る。窩底までの窩洞が深いので、根管口に小綿球を入れ、その上から綿球をほぐしてホワホワにしたものをそっと置く。その上からテンポシールLで形を作り硬化させる。外すと底面に綿が付いてくるので、はさみで切って使う。図10形を整えて窩洞内へ。図11光を当てて硬化させる。図12硬化後、外れることを確認して仮封(二重仮封を原則とする)。図13手前の#26も歯内療法を始める。図14綿球は大きめのものを、それぞれの根管図15窩洞が深いときは、その上に綿球をほぐ口に置く。したものを乗せておく。図16充填器で適量のテンポシールLを取る。図17テンポシールLを窩洞に合わせ、形態付図18光照射したら出来上がり!与する。