Dental Products News202

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予防歯科臨床は、小さなお子さんから高齢者の方まで幅広い年齢層が対象である。しかし現実には、歯科医院を予防歯科と捉えて継続的に来院してくれる患者さんは、7~8才ぐらいまでのお子さんと歯周病メインテナンス希望の高齢者ではないであろうか?今回は予防歯科時代の小児低侵襲齲蝕治療、乳歯の隣接面齲蝕と幼弱永久歯COまでのシーラント処置について考察する。症例213歳:女子6咬合面C1、7頬面溝C2咬合面の裂溝が深いため、放置すると6のように齲蝕に移行する可能性が高く、シーラントは非常に有効である。シーラントで重要なことは、確実な接着のための歯面清掃と溝の奥までシーラントが行き渡るようしっかり乾燥することである。エッチング後、乾燥を期待してレーザーミラーテクニック0.5W SP110/1000repで裂溝部に照射すると写真のようにエアブローだけでか?非常に悩むことところである。結論としては、幼弱永久歯の成熟中は経過観察と外科的介入の中間的処置である、炭酸ガスレーザーによる乾燥後(決して炭化させてはいけない)にレジン系シーラントを行い、その後それを見守る(齲蝕のプロセスに対する治療)のが良いと考えている。は得られない溝の奥までの乾燥が得られ隅々までフローの良いデントクラフトキッズフレンズが行き渡る。また6咬合面のようなC1に対して、バーで着色部位を除去するか?着色は残してシーラントする図9図10図11小窩裂溝封鎖材デントクラフトキッズフレンズ。6咬合面C1、7頬面溝C2。レントゲン写真で象牙質に齲蝕所見は認めず。図12図13図14エアロステーションにて歯面清掃。エッチング。水洗後、乾燥を期待してレーザーミラーテクニック0.5W SP1 10/1000rep照射。図15図16図17デントクラフトキッズフレンズにて裂溝をシーラント。光重合。7頬側は、C2のためコンポジットレジンを充填している。