Dental Products News201

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Dental Products News201

予防歯科を実現するために「歯医者さんは楽しい場所であるべき」と考えています。牧野泰千先生スマイルケア西八王子デンタルクリニック/東京都八王子市開業小児の予防に特化した医院として開業。開業時から「楽しい場所」の提供を行ってきた。『ハピット』は当院のコンセプトに合致していた。補綴の講座に在籍していたときから、削って治療して、何年か後に再治療を行わざるを得ない治療に疑問を持ち、開業時には予防歯科専門の医院にしたいと考えていました。現在では、「絶対に齲蝕を作らない・再発させない」ことを理念とし、小児の予防に特化した「家族で通う歯科医院」として開業しています。お子さんの口腔内のチェック、フッ素塗布、ホームケアの指導を行うことを診療の基本プログラムとしています。そして低年齢児のプログラムの中には、音楽に合わせて踊ったり、体を動かす遊びを取り入れ、歯科医院は「楽しいところ」「行きたい場所」と印象づけています。歯医者さんは痛くなってから行くところという認識ではなく、定期的に歯医者さんに行くことが生活の一部であれば当院の理念は実現されることでしょう。当院では体を動かしたりしながら、遊ぶことで緊張感を和らげ、医院を楽しい場所と認識してもらうことを試みてきましたので、今回『ハピット』を設置することも全く違和感がありませんでした。当院の待合室では、診療だけではなく、音楽に合わせて踊ったり、遊んだりするイベントも開催している。お子さんは『ハピット』のモニターに興味を持ち、顔写真を撮ったり、体を動かしたりしています。小さなお子さんの場合には、お母さんと一緒に遊んだり、当院のスタッフがサポートしたりと新たなコミュニケーションツールとして活用しています。現在『ハピット』は6コンテンツ。対象年齢は小学生以上だと思います。今後はコンテンツがさらに充実し、対象年齢別のソフトが加われば、「赤ちゃんからご高齢の方までが楽しめる」「欲しい情報が得られる」「歯科の知識向上に役立つ」などさまざまな可能性があると思います。まずは歯科医院は楽しいところという認識を子どものときに育むことが重要でしょう。先日、当院の前で子どもが泣いており、お母さんがお子さんを説得している光景を目にしました。お子さんは「遊びに行きたい」と駄々をこね、お母さんは「今日は予約の日でないから、歯医者さんには行けないのよ」と。きっとこのお子さんは歯医者さん嫌いにならず、成長しても当院に定期的に通ってくださるでしょう。このような子どもが大勢になること、それが私の夢なのです。当院の待合室に『ハピット』を設置。最初は当院のスタッフがサポートしながら、体を動かしたり、顔写真を撮影したり。普段プリクラを撮り慣れているお子さんが多いので、時にはポースをとりながら撮影するお子さんもいらっしゃいます。「歯医者さんは楽しいところ」、その一つのツールとして『ハピット』を活用しています。