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ユーザーインタビュー■■トロフィーパンスマートオシリスCTでもなく、従来パノラマでもない。2D+(水平断面)機能を持つ『トロフィーパンスマートオシリス』。渡辺広昭先生わたなべ歯科クリニック/東京都江東区開業20年使用してきたパノラマレントゲンからオールデジタル化を行った。まま使用しながらイメージングプレート(IP)と呼ばれるデジタルフィルムを用いたデジ平成3年に現地にて開業。当時はカメラもレントゲンもデジタル機器は存在しない時代。当然ながら、パノラマもデンタルもフィルムでの撮影を行い、現像し、診断を行ってきました。その後、デジタル機器が登場しましたが、従来の手法で何ら困っていなかったのが本音でしょうか。しかし急速にデジタル化が進んだ昨今、修理部品の供給がままならず機械の修理対応終了やレントゲンフィルムメーカーの製造中止などの噂を聞くにつけ、レントゲン機器の継続使用に不安を感じたことをきっかけに、レントゲン機器を入れ替え、オールデジタル化を図りました。当院に一番適した機種が『トロフィーパンスマートオシリス』だった。デジタルレントゲン機器も今や多種あります。CTまで撮影できるパノラマ複合機、デンタルもパノラマもレントゲン機器はそのタル化を行うなどです。「当院に一番適切な機種は何か?」を検討した結果、『トロフィーパンスマートオシリス』を導入しました。『トロフィーパンスマートオシリス』はデジタルパノラマ撮影とは別に、歯列に沿って?舌側的に断層域の違う7枚の画像が撮影できる「2D+」機能を搭載しています。私たちはパノラマ画像で診断することには慣れていますし、そのための診断力を養ってきましたが、どうしても歯の位置関係がわかりにくいという状況に遭遇します。例えば、埋伏智歯を抜歯するような場合、7番に食い込んでいるのか、いないのか?、7枚の断層域が異なる画像を診ていくと、実は埋伏智歯と7番にはある程度の距離があったという経験をし、その有効性を実感しました。今後は根尖の方向や副根管の存在など、パノラマ画像でありながら、CTのように詳レントゲンの支柱の高さ調節が可能なため、レントゲン室を改築せずに設置できた。細な診断が可能となることでしょう。院内から現像作業を廃止。オールデジタル化のメリットは大きい。パノラマと合わせて、デンタルはCC Dセンサー『コンピュレイ』を導入しました。パノラマ・デンタルともデジタル化することで、現像器・暗室などの使用廃止が可能となり、撮影と同時に画像診断できるようになったことが大きな利点です。コーンカットなどの失敗もすぐに対応できるうえ、拡大しながら患者さんに状況を説明できるなど、デジタル化のメリットを実感しています。パノラマ撮影(左写真)とは別に、7枚の断層域の異なる画像取得(右写真)できる2D+機能は、より詳細な診断が可能となる。