Dental Products News201 page 16/28

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Dental Products News201

使うと便利！光重合型仮封材Ⅱ級窩洞とインプラント治療当院での必需品デントクラフトテンポシールL大塚隆大塚歯科クリニック／神奈川県川崎市開業インレー処置時現在までさまざまなタイプの仮封材が存在している。一般的に保険診療の窩洞封鎖にはストッピングを用いることが多いが、熱変性に弱く短期間で外れることが多い。水硬性セメントは、強度としてはある程度期待ができるものの、除去に時間がかかることが難点であり、グラスアイオノマー系、ユージノール系など、一長一短だったというのが正直な感想である。そもそも仮封材の目的は1治療時の窩洞や髄室を暫間的に封鎖することで、窩洞や髄室への細菌汚染の侵入を防止すると共に、窩洞や髄室に貼製品とその特長・使用方法図1：仮封材のデントクラフトテンポシールＬ。ブルー色とイエロー色の2色がある。前歯・小臼歯や下顎はイエロー色の方が目立たない。大臼歯や上顎は外しやすいようブルーを使用している。図2：テンポシールＬ図3：窩洞部分に直接填入。冷蔵保存しておくと、レジンが硬めとなり操作性が向上する。図4：形態を整える。図5：ベタつきがなく、操作性も良い。テンポシールL図6：光重合で硬化させるため、強度、辺縁封鎖性も十分である。インレー処置歯面図7：メーカー提供写真。辺縁封鎖性が高いことが判る。図8：除去時。一塊として除去することが可能。図9：6 4Ⅱ級窩洞症例。図10：隣接面にもしっかりと仮封ができ、インレー装着までの期間の歯の移動を確実に防ぐことができる。図11：インレーセット時。歯の移動や傾斜が防げればセット時は咬合面のわずかな調整だけですむ。