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ユーザーインタビュー■■エクセラスマート患者さんにプラスになることだから、CTは絶対に必要な機器。宮田敦先生宮田歯科クリニック副院長/東京都豊島区開業より質の高い治療のために当院は、歯周病専門医・インプラント専門医・矯正専門医が勤務しておりますので、幅広く、専門性が高く、質の高い治療を行うために、より精確な診査・診断が必須であると考えてきました。インプラント治療においては以前から病院施設でのCT撮影を行ってきましたが、患者さんの立場にたつと、わざわざCT撮影に赴30年前の開業時からアナログフィルムでの診断を行ってきたが、今回パノラマ・デンタル・CT画像がユニットサイドで見られるようオールデジタル化を行った。くのは結構ハードルが高く面倒なことでした。術者としても、限られた段階だけしかCT診断ができず、術後など経過観察が難しいというジレンマがありました。歯科用CTも機種が揃い、性能と価格が満足ゆくものになってきたため、今回歯科用CT『エクセラスマート3D』の導入に至りました。患者さんのために精確な診断を「より精確な診断を行うことは患者さんのプラスになること」だからこそ、CTは絶対に必要な機器であると実感します。例えば、骨裂開や骨欠損があるようなケースでは歯周病由来なのか、歯根破折によるものなのか、事前に明確な診断ができれば、患者説明も治療も全く異なるものになるでしょう。当院は、「抜かない治療を最優先に考えること」を患者さんとのお約束としています。また歯周病専門医であるからこそ、支持骨の状態を精確に把握し、歯周外科なのか、再生療法なのか、あるいはインプラントなのか、予知性の高い最適な治療法を患者さんに提示していきたいと考えています。3Dは「ここぞ!」という時の説明に『エクセラスマート3D』はパノラマ・CTも撮影できる複合機で画像がきれいであったこと、被曝線量が低いこと、撮影範囲をデントモード(?40×57mm)・特に3D画像は患者さんへのインパクトが大きく、「ここぞ!」という時に活用しています。例えば「骨欠損の状態を見てもらう」ことで、ブラッシングの重要性や外科処置の必要性など、シンプルな説明でも十分にご理解いただると実感しています。これを機会にオールデジタル化を実現。院長が開業した30年前から使用してきたアナログフィルムから、長年の夢だった『エクセラスマート3D』を含むオールデジタル化を行いました。デジタル化によって、現像時間に8~10分程度かかっていたパノラマもリアルタイムに、すべてのユニットサイドで画像が見られるようになりました。またアナログの場合、現像液の状態・位置合わせ、さまざまな条件がそろっていないと、鮮明なフィルムができあがりませんでしたが、今やデジタルの方6近心に垂直性骨欠損が認められたため、CTにて確認したところ、頬側の壁がない2壁性の骨欠損であることがわかった。患者にも骨欠損の状態が立体的に伝えることが可能である。オーラルモード(?77×54mm)と選べることなどが特長です。が、画質がきれいで細部にわたって診断できるといっても過言ではありません。