Dental Products News199

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TKロングバーの使い勝手TKロングバーの太さは、先端のツルツルの所からダイヤの付いた先端の太さが0.50となっており、湾曲でファイルを規制する内壁を削るためにはそれ以上の太さが必要となる。そこで、#20トリプルファイルが入った太さをTFファイル0.12または0.10テーパー#25でいけるところまで形成したのち、TKロングバーを使う。T Kロングバーとオリフィスオープナーとの関係TFファイルのオリフィスオープナーは、0.12テーパーと0.10テーパーで先端は#25である。今0.12テーパーのオリフィスオープナーはその先端径が0.25で、1mm上がるたびに0.12mmずつ太くなっているため0.37、0.49、0.61となり。計算上根管内に3mm入れば、TKロングバーでエンド三角を削除することができるのである。T Kロングバーとエンド三角つまり道の出来たところでTKロングバーを使う、ということである。このTFファイルのオリフィスオープナーが届いたところまでは、ほとんどT Kロングバーの先が届いてしまうことが解る。術前にコンピュレイの距離計測機能により、描かれたエンド三角部分をテーパー状のTKロングバーを使い、まっすぐに削っていくのである。図10 TKロングバーは等速コントラにFGの先を付けて使用する。図11上は等速コントラのヘッド、下はFGのヘッド。バーを入れるFGの穴は小さい。図12 TKロングバーは等速FGコントラに付けて、毎分6,000回転で使用している。図13等速は青マーク、増速は赤マーク、減速は緑マークが規格になっている。図14基本的に短いバーから使う。日本人の歯の長さは18mm前後が一般的。図15上からTKロングバー、TFファイル0.12テーパー、0.10テーパー、K3オリフィスオープナー。図16 TFファイル0.12テーパーの先が3~4mm入れば、TKロングバーが入る。図17毎分6,000回転の時の注水は、まっすぐ前に飛ぶ(根管内に入る)。図18毎分15,000回転以上だと、飛び散ってしまう(根管の外に飛ぶ)。