Dental Products News198

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図4-3:30%過酸化水素水にて歯牙の表面を洗浄する。漏洩すると薬傷を起こすので、十分に注意をする。図4-4:10%のヨード溶液にて歯牙と周囲を消毒する。図4-5:防湿処置と術野の消毒が終了したところ。図5-3:根管口を探しながらアクセスを広げていく。図5-4:全ての根管口が発見できたら、ストレートラインアクセスを開始する。図5-5:アクセスキャビティープレパレーション終了時。図9:手順6K3 XFによる根管形成(ステップ1-2)#25/.10 #25/.08オリフィスオープナー#40 #35 #30.06 or .04テーパー#25K3 XFファイルのラインナップ(左写真)とステップ概念図。0.10テーパー0.08テーパー#40#35#30#25ステップ1:ハンドピースの設定を行う。?回転数:350~500r.p.m.?トルク:ハンドピースメーカー毎に指定された最低値から使用を開始する。すぐに停止するようであれば少しずつ値を上げていく。ステップ2:根管のイリゲーションを行う。ファイルを根管に挿入する際は、回転していることを確認する。?基本的にプッシュ&プルモーションで形成を行う。ゆっくりと象牙質に噛み込ませてから1mm程度ひき戻す。1根管に対して4~5ストロークその動作を繰り返す。?ファイルを完全に引き抜く。決して根尖方向に押し込まない。滅菌ガーゼで削片を除去。ファイル交換時には次亜塩素酸ナトリウムとEDTAにて根管内を洗浄し、#10ファイルにて穿通性を確認する。根管形成中は必ず次亜塩素酸ナトリウムとEDTA溶液にて頻繁に洗浄を繰り返す。(別症例)図10臨床例レントゲン画像eK3 XFにて根管形成を行っているところ。(別症例)術前写真:かかりつけ医に保存可否の診断と可能な場合の加療を依頼された。根管充填後写真:第一大臼歯は破折が確認され抜歯された。第二大臼歯の近心根は湾曲が強かったが、K3 XFにて問題なく拡大されている。