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Skyroad SDC1 mini InterviewスカイロードS D C 1ミニを日常臨床に取り入れていただいたご感想を伺いました。トルクが違う。最後臼歯の支台歯形成までできる『スカイロードSDC1ミニ』。寺西邦彦先生寺西歯科医院?東京都港区開業従来はミニヘッドというと「小児歯科」というイメージがありました。しかし近年、日本人の骨格、顎骨は小さくなる方向にあり、開口量が少なく今までのタービンでは対合歯にヘッドが当たってしまい最後臼歯の形成が困難というケースに度々遭遇します。このような時、ミニヘッドのタービンが求められます。とはいえ、今まではミニヘッドはトルクがなく形成しようとバーを歯面に押しつけるとバーが止まってしまうため、結局は軟化象牙質の除去等にしか活用できませんでした。支台歯形成ではフェザータッチでの切削が求められますが、トルクが小さいと切削時間が長くかかるので、ある程度のトルクは必要です。今回、ヨシダから発売された『スカイロードSDC1ミニ』はミニヘッドでありながら、20Wのトルクがあることが特徴だと思います。そのため、バーを歯面に押しつけても止まるようなことがなく、成人のエナメル質から象牙質までも一気に形成することが可能です。現在ミニヘッドタービンは各種ありますので、それぞれの特徴を理解した上で使用する必要があると思います。当院は小児歯科というよりも成人で開口量が少ない方へのミニヘッドの応用が多いため、ヘッドがどんなに小さくてもバーが止まってしまうようなトルクの小さい製品は不向きです。いかに臨床をスムーズに、通常のタービンのように効率的に切削できるかを重要視すると、トルクがあるから日常臨床をストレスなく、スムーズに行える『スカイロードSDC1ミニ』は医院に最低1本、置いておきたいタービンです。高トルク・軸ブレが少ないからCAD/CAM設計の形成時にも活用できる。殿塚量平先生とのつか歯科?東京都大田区開業タービンでの形成の精確さ、美しさは歯科医師としての腕の見せどころでしょう。5倍速は確かにトルクもあって活用する幅は広いですが、やっぱりタービンを用いた「フェザータッチ」で削りすぎない感覚を身につけること、感覚をさらに磨くことが形成の基本であると考えています。形成技術はもちろんのこと、タービンの性能も「高トルクで効率良く切削できること」「軸ブレが少なく、自分のイメージした形成が実現できること」が重要でしょう。それはミニヘッドであっても同様です。『スカイロードSDC1ミニ』は20Wと高トルクであること、『スカイロードSDC1』同様、セラミックボールベアリング採用で軸ブレがないため、最後臼歯部のCAD/CAM設計補綴物の形成時にも安心して形成することが可能です。