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概要

DENTAL PRENEUR 2017 Summer

ラボサイドにてスクラビングされた可撤性ガム模型と、その上に装着されたカスタムアバットメント(Atlantis abutment)。ポータブル半導体レーザー オペレーザーフィリオ。多彩なファイバーチップが用意されており、根管内、歯周ポケット内、そしてフィステル等にも挿入、照射することができる。歯根破折部の歯周ポケットにファイバーチップを挿入し、レーザーを照射。ヒーリングアバットメント周囲の軟組織は線維性で硬く、アバットメント装着前に軟組織のトリミングが必要となった。ファイバーチップ手元スイッチ機能処置後1週間口腔内。フィステルは消失し、症状は一切なくなった。術前と6か月後のデンタルX線像。相変わらず破折線は認められるが、病変の拡大は認められず、自覚症状は一切なくなったとのこと。患者本人は経過観察を希望。オペレーザーネオスによる注水下での円形スキャニングと軟組織のトリミング後の状態。炭化層は認められない。歯根破折によるフィステルを主訴として来院された、右下第一大臼歯デンタルX線像。要抜歯とコメントしたがとりあえずは症状緩和のための応急的な処置を要望された。半導体レーザー オペレーザーフィリオのファイバーチップをフィステルに挿入して、レーザーを照射。インプラントヒーリングアバットメント上に増殖した軟組織のトリミング。非観血処置で行えるため、レーザーによるトリミングは臨床的であるが、従来のレーザーにおいては炭化層が生じてしまい、処置に多少の時間を要していた。インプラントオーバーデンチャーの維持に使用されていたロケーターアバットメント上に増殖した軟組織。オペレーザーネオスは高出力かつ低侵襲な炭酸ガスレーザーであり、噴霧式冷却法( 注水)下にて円形スキャニングハンドピースを用いることにより、非常に短時間かつ低侵襲にて軟組織のトリミングが可能である。術前そしてオペレーザーネオスによるトリミング後。炭化層なしに短時間で処置が完了する。症例260 歳女性症例383 歳男性症例180 歳女性装着されたカスタムアバットメントと上部構造。半導体レーザーを用いた歯根破折歯に対する応急処置カスタムアバットメント装着時の軟組織トリミング増殖軟組織のトリミング8