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概要

DENTAL PRENEUR 2017 Summer

歯肉弁根尖側移動術終了時。上唇小帯の発達が顕著に認められる。術前の口腔内写真。上顎前歯部の歯肉の過形成や上唇小帯の高位付着が認められる。術前デンタルX 線写真。抜歯後3.5ヶ月。インプラント手術直前の口腔内写真。軟組織の治癒は良好である。レーザーによる小帯切除直後。ほとんど出血がないことがわかる。レーザーを用いても骨膜開窓を行い、後戻りを防止する必要がある。創傷治癒促進のために切除前に蒸散モードによるレーザー照射を行ったところ。CT 像にて、歯根破折を認めた。抜歯後3.5ヶ月。インプラント手術直前のデンタルX 線写真。抜歯窩の良好な骨再生が認められる。切除後1週間。疼痛もなく治癒も良好である。切除直後。出血がほとんどないことが分かる。その後、上唇小帯切除を症例1と同様に行った。抜歯窩に血液を溜め、止血モードで照射することによって血餅の炭化層をつくった。抜歯後3.5ヶ月にも関わらず、インプラント埋入時の抜歯窩には顕著な歯槽骨の再生が認められる。切除後5 年。経過は良好である。術後2 年の口腔内写真。治癒は良好で、再発の傾向もなく、患者も非常に満足している。1週間後の抜歯窩の状態。良好な血餅の保持が認められる。その後蒸散モードで4 分間照射を行った。インプラント埋入後5 年。経過は良好である。症例150 歳女性症例229 歳女性症例368 歳女性小帯切除術への炭酸ガスレーザーの応用上顎前歯部の歯肉弁根尖側移動術を行い、同時に上唇小帯切除を行った症例。オペレーザーLiteを用いて小帯切除を行ったが、レーザーの特徴のごとく、出血がほとんどなく、術後疼痛も生じなかった。根尖側移動術終了時、上唇小帯の発達が顕著に認められる。歯肉切除術への炭酸ガスレーザーの応用受動的萌出の不足により、ガミースマイル・審美障害を認めたため、オペレーザーLiteを用いて歯肉切除術を行った。抜歯窩に対するRidge Preservation のための炭酸ガスレーザーの応用6の疼痛を主訴に来院。原因が分からず、CT(FineCube)で撮影したところ歯根破折が認められた。抜歯後、抜歯窩に血液を溜め、止血モードで照射を行い、表層に炭化層を作ることで、血餅の保持、抜歯窩の治癒の促進をはかった。12