ブックタイトルDENTAL PRENEUR 2017 Spring

概要

DENTAL PRENEUR 2017 Spring

User Interview院内完結ユーザーが語るCAD／CAMのリアルVOICE1半年で累計約80本のペースで活用しています。当医院では、2016年の夏にトロフィー3DIプロ及びトロフィーカムを導入しました。導入当初は3Dパノラマレントゲン装置を導入して間もなかったこともあり、収支上の採算を少し心配しておりました。実際導入して半年間を振りかえってみると、こちらのCAD／CAMシステムで累計80本前後の補綴物を作製し、経営面で非常にプラスとなっております。これまでの補綴物と比較して、納期を短縮できることもあり、患者様へのメリットも大きいと思われます。また、高精度の光学スキャナーで口腔内を撮影できるので、自分自身の支台歯形成を客観的に見ることが出来る点もメリットとして捉えています。これによって、自分の形成レベルの課題を発見することができ、私自身のスキルアップのツールとしても活用しております。森山歯科（埼玉県狭山市）森山明勲先生導入実績●トロフィー3 D Iプロ●トロフィーカムVOICE2従来に比べ身近になった自費補綴。約2年前にCAD／CAMシステムのデモンストレーションを受けて以来、自医院の診療レベル向上のために強い関心をもっていました。知人の先生からの推薦もあり、今回の導入を決めました。機器を導入してまだ数ヶ月ですが、早速自費診療での活用ケースが増加傾向にあります。現在は、1日または2日後のセットが多いですが、今後は積極的に短期間でのセットを行っていきたいと考えています。患者様からの反応も良好です。治療時間が短縮されたことに加えて、自費補綴の費用が従来と比較して安価になったことを喜んでいただいています。CAD／CAMシステムの紹介ポスターを待合室に掲示するなど、患者様に少しでもCAD／CAMの良さを知っていただく機会をつくれるよう努力しています。やすとデンタルオフィス（千葉県千葉市）太田泰人先生導入実績●トロフィー3 D Iプロ●トロフィーカムVOICE3鮮明な画像はカウンセリングにも有用です。当医院のCAD／CAMシステム導入の目的は複数ありました。例えば、チェアサイドで短時間で素早く精度の高い印象採得やセラミック修復をチェアサイドで簡潔に実施すること。また、トロフィー3DIプロはSTLファイル形式での出力が容易ですので、3Dプリンター等で模型作製など非常に多くの用途で活用しております。現在では、平均月20ケース程度使用しております。加えて、当初予想していなかったメリットにも気づかされました。例えば、患者様に対して不正咬合になっている状態を光学スキャナーで提示することで、納得して矯正治療に移って頂けた事例などがありました。このように、普段口頭では説明が困難なケースに対して、鮮明な3Ｄ立体画像を提示することが非常にカウンセリングに有用であることが大きな発見でした。今後も積極的に運用ケースを増やしていきたいと考えております。みつばやし歯科・矯正歯科クリニック（愛知県豊明市）三林栄吾先生導入実績●トロフィー3 D Iプロ13