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概要

DENTAL PRENEUR 2017 Spring

CAD/CAM活用1hour診療フロースキャニング精度やオートマージンの性能がアップしたことで、CAD/CAMを使用した補綴物作製のスピードやクオリティは日々向上しています。今回セキデンタルクリニックにて、CAD/CAMを活用した実際の診療フローを取材させていただきました。START10分経過Dr患者(Kr)20分経過DrKr受付・前処理10分10分支台歯形成スキャン支台歯を形成し、角を全てとります。エアタービンのバーは先端に丸みのあるもの(ラウンドエンド)を使用し、仕上げにスケーラーを使用することもあります。この時に遊離エナメル質があれば除去します。対象となる歯を起点に、両隣在歯2歯程度スキャンします。トロフィー3DIプロはエアブロー無しでも精度の高い撮影が可能です。またパウダーフリーのスキャンでカラーイメージを取得できます。1支台歯形成が補綴物の2スキャナーのみだからクオリティを左右するユニット間の移動もラク3精度の高いオートマージン機能支台歯は角にアールをつけて滑らかに仕上げます。支台歯形成のクオリティによって、この後の修正量が左右されます。筐体一体型の光学スキャナーと異なり、スキャナーのみの移動が可能なので、複数のユニット間での使用も簡単です。支台歯形成がきちんと行われていれば、オートマージン機能で一度にデータデザインを行うことができます。11