ブックタイトルバリューゴルフ2月号 関東版

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概要

バリューゴルフ2月号 関東版

16読んで納得!試して満足!Muto Toshinori Special Column Lesson武藤俊憲プロのseason5好評連載第138回キャッチ・ザ・グリーン柔らか頭でゴルフをしませんかスペシャルコラムレッスングリーン近くまでボールを順調に運んで来た。ウフッ!ピンにうまく寄せたならバーディーチャンスだ。その距離30ヤード。アッチャ~。ピンに絡めるどころかグリーンさえ捕らえられないミスショット。何で?どうして?中途半端な短い距離は、だから嫌いなんだ!と愚痴っても始まらない。「ゴルフは距離をコントロールするゲームです」と武藤俊憲プロは話す。そのコントロール法を教えてもらおうではありませんか。これで、バーディーチャンスメイクだ!グリーンまで30ヤードのアプローチショットに強くなる!チショットの際にも体の回転とクラブの運動量が1対1=同じ運動量になるようにスイングすることが大切です。体のターンばかりが早ければクラブヘッドの振り遅れになり、クラブヘッドが先行したのでは手打ちになり方向性も距離感も安定しません。グリーンまで30ヤードのアプローチショットは、サンドウェッジでのフルショットでも大き過ぎる。フェースを開いて打ったとしてもオーバー、あるいは距離感を出せなかったり、スイングスピードをつい緩めたりしてショートする。距離感の誤りだけならともかく、ボールをすくい上げてグリーンに乗せようとしてシャンクやスライスしか打てない。ボールが右方向に飛んでばかりで、グリーン周りを反時計回りでグルグル回ってばかりの人すらいる。カップに近づいてのミスショットはスコアメイクの上でも痛い、痛過ぎる。距離をコントロールするのがゴルフというゲームの奥深さです。手にしたクラブで常にフルショット出来るケースは稀なのです。サンドウェッジのヘッドを右膝や右腰、右肩の高さまで振り上げ、振り子のように左右対称にスイング。フィニッシュ位置も当然、右膝の高さまで振り上げたなら左膝の高さをフィニッシュ位置にする。右腰高さは左腰高さまで、右肩高さなら左肩高さまで左右同じ振り幅、そして同じスイングスピードで振ってみて、それぞれの距離を把握してください。応用編としては、フェースを開いて打った場合のそれぞれの距離をチェックしておけば6通りの距離を打ち分けられるようになります。距離の短いショットの引き出しが増えるだけでなく、ラウンド中は自信を持ってショットに臨めるようになります。練習場ではドライバーやアイアンのフルショットに多くの時間を費やしがちです。スイング作りを練習目標に掲げているのならまだしも、スコアメイクを考えるならショートアプローチや距離をコントロールするショット練習に集中した方が賢明です。30ヤード以内の距離を打つショートアプローフルショット練習を繰り返してもスコアメイクは望めない