ブックタイトルバリューゴルフ4月号 関東版

ページ
15/72

このページは バリューゴルフ4月号 関東版 の電子ブックに掲載されている15ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。

ActiBookアプリアイコンActiBookアプリをダウンロード(無償)

  • Available on the Appstore
  • Available on the Google play

概要

バリューゴルフ4月号 関東版

実際は思ったほど上体は捻転できず、結果ねじりパワーを作り上げられない。ダウンスイングでは右足に体重を乗せなければクラブを振り下ろせず、いわゆる「ギッタンバッコン」のスイングとなり、飛距離が出ない、あるいは振り遅れによるスライスが飛び出すのです。 まずはバックスイングで右股関節に「重心」を移すイメージを持ってみてください。その際、頭の位置が右股関節よりも右(外側)に出てしまうのがスエーなのです。決して外側に出なければスエーにはなりません。頭を動かさずにスイングしようとするのではなく、左右の股関節の幅内に収まる範囲内でクラブを振ること。バックスイングでは右股関節、ダウンスイングからインパクトまでは左股関節の外側に頭位置が、はみ出ないようにクラブを振ったならスエーにはならないことを理解してください。 体重ではなく、重心を移動させる。この感覚を持つことで、今まで以上に気持ちよくクラブを振れるようになります。スエーせずに体重移動ができるからです。イラスト◎太田秀明1978年3月10日生まれ、群馬県出身。私立前橋育英高校卒業後、ツアープロを目指して研修生となり、01年10月にツアープレーヤー転向。03年にツアーデビュー。06年マンシングウェアオープンKSBカップでツアー初優勝を飾り、同年には全英オープンにも出場。得意クラブはドライバーで、爆発力ある豪快なゴルフが魅力。16年は日本プロゴルフ選手権2位をはじめ、ベスト10入り6回を数え、賞金ランキング13位。ツアー通算6勝。17年は国内メジャー制覇、賞金王奪取の期待が集まっている。身長173センチ、体重76キロ。所属フリー。武藤 俊憲(むとう・としのり)15