ブックタイトルバリューゴルフ3月号 関東版

ページ
14/56

このページは バリューゴルフ3月号 関東版 の電子ブックに掲載されている14ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。

ActiBookアプリアイコンActiBookアプリをダウンロード(無償)

  • Available on the Appstore
  • Available on the Google play

概要

バリューゴルフ3月号 関東版

14読んで納得!試して満足!Muto Toshinori Special Column Lesson武藤俊憲プロのseason 5好評連載 第127回キャッチ・ザ・グリーン柔らか頭でゴルフをしませんかスペシャルコラムレッスン最難関「左つま先下がり」のショットに強くなる方法お教えします練習場で一生懸命にボールを打って臨んだコースラウンド。期待していたほどのグッドショットが飛び出してくれない。それどころか、ボールはホールの右サイドに飛んだり、左方向へ大きく曲がってしまったりするばかり。最悪は空振りが「飛び出した」という経験があるのでは? 今回はアベレージゴルファーの最難関「左つま先下がり」からのショット術がテーマです。じっくり読んで、次回のラウンドでリベンジしてください。 プロアマ大会で一緒に回るゲストアマチュアの方から尋ねられることも時々あります。「特別難しいショットでもありませんよ」と笑いながら答えます。ツアープロが苦手なライからのショットがあったのでは戦えません。 何よりも豊富な練習量と経験、トレーニングを積み重ね、実は決して易しくはないショットでも傍から見て「簡単そうに打つ」と感じさせてこそ、プロゴルファーだと僕は考えています。 足場が安定していない状況ですから、つま先下がりからのショットは難しいですよね。スイング土台となる下半身が不安定にもかかわらず、平坦なライから打つショットと同じ結果を求める事自体に無理がある。言い換えるなら、足場と同じレベルにないボール位置なのですから、一種のトラブルショットだとまずは割り切って臨んでください。 コースラウンドで遭遇する様々なライ。練習場とは違ってフラットなライからボールを打てることなど皆無に等しい。フラットに感じるティーイングエリアでさえ、厳密に言うなら、左足上がりや下がりだったり、つま先上がりや下がりだったりするのです。 せっかくグッドショットをフェアウェイ中央へ放てたとしても、ボールのキックやマウンドによってフラットではないライから次打を打たなくてはならない場面に遭遇する。それがコースラウンドの面白さだと受け入れましょう。 とは言っても、構えた足場よりも低い位置にあるボールを打たなければならないケースでは、戸惑いと不安を覚えるでしょう。足場よりも低いボール位置=つま先下がり、左足下がりのショットを強いられて、うまく打てるならシングルプレーヤー。時々、うまく当たることはあっても、距離も方向性が安定しない。そんなアベレージゴルファーが少なくないでしょう。空振りばかり……超ビギナーか力み過ぎですね。「武藤プロは、つま先下がりが苦手ではないのですか?」両膝の高さを変えずに振り切るのが秘訣