ブックタイトルバリューゴルフ11月号 関東版

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概要

バリューゴルフ11月号 関東版

10読んで納得!試して満足!Muto Toshinori Special Column Lesson武藤俊憲プロのseason 5好評連載 第123回スペシャルコラムレッスンキャッチ・ザ・グリーン柔らか頭でゴルフをしませんかインサイド・インのスイング軌道で打つのが正統派ドローボールなのですスライスが直らない。スライスボールは飛ばない。では、そのスライスボールの曲がり度合い自体をコントロールできていますか。打ってみないと分からない?それではスコアメイクもおぼつきませんよ。今回はドローボールの正しい打ち方について武藤プロが記しています。インサイド・インで打つのが正統派ドローボールだなんて、知っていましたか?ゴルフスイングの奥深さをぜひ実感してみてください。 「ストレートボールを打てるようになりたいのですか」と尋ね返すこともありますが、ほとんどの場合は「ドローボールは打てますか」と聞き返します。返答は「いいえ」が常です。 10球打って、すべてストレートボールを打つのはツアープロでも至難です。ショットラインに対して落ち際でわずかに右、あるいは左に曲がる。前者がフェードボール、後者がドローボールです。 その曲がり具合を把握し、ショットラインよりも右に打ち出して落ち際にショットラインへ戻るようにドローボールを放ったり、左へ打ち出して右に曲げ戻すフェードボールを打ったりするようにツアープロたちは球筋を操っています。言い換えるなら、右にしか曲がらない、左にしか曲がらない球筋を意図的に打つことで危険エリアを回避してもいるのです。球筋をコントロールできることが、どれだけスコアメイ 秋ゴルフも真っ盛りになってきました。楽しくラウンドできていますか。コンペもさぞかし多いのではありませんか。久しぶりのゴルフとあって練習場へ出掛ける機会が増えていることでしょう。 「せっかく練習に行ったのにその成果を出せなかった…」 そんな声も聞こえて来そうです。目標意識を持って、さらにはその目的を実現させるための練習をしなければ、単にクラブを振って体を動かしに練習場へ出掛けたことになってしまいますよね。 「どんな練習をしたら効果があるのか」――。練習の仕方自体を知らないアベレージゴルファーは意外と多いようです。ただ漠然と「ボールが真っ直ぐ飛ぶように」打っていても上達は望めません。まずは、現在の自分のスイングやショット傾向を把握することが大切です。スライスが持ち球だとしましょう。それを考慮した地点へボールを打つのか。それともスライスの球筋そのものを直すようにスイングを矯正するのか。それによって練習の内容が違ってくるのは当然です。 スライスという球筋は決して悪くはありません。ただ、その曲がり度合いを自分でコントロールできるかどうかが重要なのです。右に曲がるから良くないのではなく、コントロールできないことがスコアメイクの足を引っ張っているとも言えるのです。 「どうやったらスライスを直せますか?」とプロアマ大会で一緒にラウンドしているアマチュアゲストからよく尋ねられます。ボールの曲がり度合いをコントロールできる球筋を武器にしよう