ブックタイトルバリューゴルフ3月号 関東版

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概要

バリューゴルフ3月号 関東版

10読んで納得!試して満足!Muto Toshinori Special Column Lesson武藤俊憲プロのseason5好評連載第115回スペシャルコラムレッスンキャッチ・ザ・グリーン柔らか頭でゴルフをしませんか寒い冬は、体の回転と腕の振りを同調させてスイングする感覚を体得できる季節なのですいということは、無駄な動作もしにくいのですからそれを利用して練習するのです。具体的には剣道の中段の構えのように、体の正面で7番アイアンをグリップしてみてください。長袖セーターやアウターによって両脇は何かを挟んでいるような感触を覚えるはずです。半袖姿の時よりも、両脇に窮屈感があることで、脇にヘッドカバーを挟んだままボールを打つショットドリルの効果が得られるのです。両脇でヘッドカバーを挟んでいるような感触を失わないようにしてショットする。それによって、ボディーターンスイングが自然に導かれるのです。グリップエンドが体の正面と正対したままスイングする。それが、ボディーターンスイングの基本です。ダウンスイング以降にグリップエンドが体と正対していない状態では、振り遅れや不安定な方向性を招くばかりです。吐く息が白くなるほど気温が低いと、インパクトでボールが硬く感じるだけでなく、キャリーは出ません。ボールを高く打ち出すことができず、ランばかりが出る。結果的には暖かい季節と飛距離に大きな変化はないのですが、キャリーが少ない分だけ見た目は飛距離が落ちたような錯覚を受けてしまうのです。そのためか、体を左右に大きく動かし、スエーしてしまうのですから、まともなショットを打てるはずがありません。ヘッドは加速していません。結果として必要以上に強振してスイングを乱したり、壊したりしてしまうことすらあるので注意してください。準備体操を入念に行っても簡単には体が温まりづらい季節は、気温の低さをなんとかカバーしようと、どうしてもウエアを多めに着込んでしまいますよね。セーターの上にウインドブレーカーを重ね着するだけでも、思うように体は動いてくれない。着膨れによって、自分本来のスイングができにくくなってしまう。それを嫌ってゴルフから遠ざかるのは考えものです。むしろ、積極的にゴルフ練習場へ足を運んでみてください。重ね着によって体が思っているほど動きづら両脇を締め、両肘のお皿部分を地面に向けたまま振り抜こう!冬将軍到来で、ゴルフ場は雪景色。お陰でラウンドの回数はめっきり減ってしまった。練習場に足を運ぶ気持ちにもならない。何せ手がかじかみ、着膨れで体をまともに動かせない。まともにボールを打てるはずもない。ゴルフから遠ざかりがちになるこの季節。実はスイング作りに最適な季節でもあるのです。スイング再考&再構で最高のスイングをマスターしましょう。