ブックタイトルバリューゴルフ11月号 関東版

ページ
16/80

このページは バリューゴルフ11月号 関東版 の電子ブックに掲載されている16ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。

ActiBookアプリアイコンActiBookアプリをダウンロード(無償)

  • Available on the Appstore
  • Available on the Google play

概要

バリューゴルフ11月号 関東版

読んで納得!試して満足!Muto Toshinori Special Column Lesson武藤俊憲プロのseason5好評連載第111回スペシャルコラムレッスンキャッチ・ザ・グリーン柔らか頭でゴルフをしませんかサンドウェッジのフェースを開くほどボールは「高く上がる」「飛距離は出ない」が合言葉!グリーン手前のバンカーに向かって、ボールが飛んで行く。「やめて!お願い、止まって!」の願いも空しく、ボールはバンカーへと吸い込まれた。そこは、深い深い砂地獄。ピョンと飛び跳ねてもピンの根元どころか、フラッグさえ見えないアリソンバンカー。ボールをどれほど高く打ち上げたら脱出できるのか。何打費やせばグリーンに上がれるのか。深いバンカーから打ち出すショット法を知れば、そんな砂地獄の恐怖からも逃れられますよ。バンカーショットはボール後方2、3センチ付近にヘッドを落とすのが基本ですが、右足体重の構えが強まるほどボール後方10センチ付近にヘッドが落ちてしまう。それからサンドウェッジのソールが跳ねるため、ボールの頭を叩いてのトップボールが出てしまうことを理解してください。アベレージゴルファーの中で、バンカーショットを苦手にしている人は少なくありません。バンカーを砂地獄と呼ぶ人すらいるくらいですからね(笑)。なぜ苦手なのか。そのほとんどの理由は、打っても打ってもボールがバンカーから出てくれなかったという苦い思い出があるからでしょう。バンカー恐怖症のゴルファーが、アゴの高さが身の丈以上もある深いバンカー、通称アリソンバンカーに打ち込んでしまったなら、どんぐりコロコロではありませんが、それこそ、♪さあ、大変、ですよね。今回は、高い打ち出しのバンカーショットを打つ方法についてレッスンします。脱出法を把握することも大切ですが、それ以前に、苦手なショットを打たない、危険エリアにボールを運ばないことがスコアメイク上とても大切であることを忘れないでください。深いバンカーに打ち込まず、避けるために、まずはそこまで届かないクラブで打つ。あるいはショットの方向性を重視し、ミスしてもバンカーに捕まらない方向にショットすることが肝心です。それでも万が一、アリソンバンカーに捕まった場合としてショット法を伝授します。まずはサンドウェッジのフェース面を真上に向くくらい開いてください。開いているつもりでも、実際はそれほど開けていないのがアベレージゴルファーだと言っても過言ではありません。もちろん、フェースを開いてからグリップしてください。グリップしてからフェースを開いても意味がありませんからね。次にフェースを開いた分だけオープンスタンスの度合いを強めるのがポイントになります。体重は左足にかけてOK。ボールを高く上げようとして右足体重に構えてはダフり過ぎてしまう。右足体重は厳禁です。深いバンカーから一発で脱出するにはコツがある16