ブックタイトルバリューゴルフ10月号 関東版

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概要

バリューゴルフ10月号 関東版

読んで納得!試して満足!Muto Toshinori Special Column Lesson武藤俊憲プロのseason5好評連載第110回スペシャルコラムレッスンキャッチ・ザ・グリーン柔らか頭でゴルフをしませんかラフからのショットは「難易度のハードル」を下げ、ソールのバウンスを使ってヘッドを振り抜こう秋ゴルフのシーズン到来!ラウンド、コンペの機会が増えて来る。絶好のコースコンディション。フェアウエイはもちろん、ラフの芝草も元気なだけにショットを曲げると、さあ大変。ラフから脱出するには、スコアを作るには、さてどうする?武藤俊憲プロにラフ対策を解説してもらいました。ラフに打ち込んだにもかかわらず、グリーンやピン位置までの残り距離でクラブを選択したのでは、残り距離が長いほどロフトが少ない長いクラブを手にするためラフから打ち出すのが困難になります。深いラフなら芝草から打ち出せるだけのロフトが多いクラブを選択すること。サンドウェッジで真横のフェアウェイに打ち出すことで無駄なストロークを費やさないようにする決断も時には必要となるのです。ラフからのショットは、一種のトラブルショットだと割り切って臨んでください。グリーンに届かせようとするのではなく、グリーンに近づけられたならラッキー。次打でグリーンを確実に狙えるエリアにボールを運ぶことを最優先させる。そんな考え方をしたなら、ショットの難易度のハードルを下げられます。実りの秋がやって来ました。ゴルフコースでのラウンドも楽しい季節です。夏の暑さが収まり、そよぐ風も清々しい。会心のドライバーショットを放った後、フェアウェイを歩いて行くのは気持ちがいいですよね。しかしフェアウェイをキープできた時とは違って、ショットが曲がりラフに捕まった時は、ボールが芝草のどこに隠れてしまったのかと不安が募ります。ボール探しは、とても嫌なものです。ツアートーナメントのコースセッティングは、フェアウェイとラフの差がしっかりあります。ラフの深さは100ミリを超え、フォアキャディーがいないとボール探しに時間が掛かるほどです。今回の連載コラムのテーマは「ラフからのショット」です。ラフでボールを見つけても、フェアウェイの時と同様、グリーンまでの残り距離を確認し、クラブを選択していませんか。そんなマネジメントでは大叩き必至ですよね(笑)。ラフからのショットではまずボールのライを入念に確認しましょう。ボールが芝草に浮いているか沈んでいるかをチェックするのです。ラフそのものの手ごわさ=簡単に打ち出せそうなのか、打ち出すのが精一杯なのかも調べるようにしてみてください。いつでもどこからでもグリーンを狙うのは決して賢くありません16