ブックタイトルバリューゴルフ8月号 関東版

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概要

バリューゴルフ8月号 関東版

読んで納得!試して満足!Muto Toshinori Special Column Lesson武藤俊憲プロのseason5好評連載第108回スペシャルコラムレッスンキャッチ・ザ・グリーン柔らか頭でゴルフをしませんかスコアメイクのためにも欠かせないベストクラブセッティング再考察のすすめ!イラスト◎太田秀明を打ち明けるアマチュアゴルファーに、時々こんな質問をします。「ピッチングウェッジ(PW)のロフトは何度ですか?」明確に答えられる方は少なく、たとえ答えられてもPWに続くアプローチウェッジ(AW)やサンドウェッジ(SW)とのロフト間隔が等間隔ではなく、バラバラなことが多い。実は、近頃のアイアンは標準のロフトよりも立ったストロングロフトが主流になり、ピッチングウェッジで45度前後、凄いモデルでは40度といったクラブさえ販売されているほどです。ボールを打つスポーツの中で、14本ものクラブを扱うのはゴルフだけです。こんなに多くの道具(クラブ)を駆使するスポーツが他にあるでしょうか。ゴルフの歴史書によれば、かつてクラブ本数制限が無かった時代には、何十本も持参してプレーしていたという記録が残っているそうです。とはいっても、ゴルファー自身が山ほどのクラブを持って歩いたのではなく、帯同キャディーが運んだとか。どれほど重かったことでしょう。肩が抜け落ちそうです。そんなキャディーたちを救済するためにクラブ制限が設けられたとも言われていますが、その数14本というのもどこか半端のようでもあり、せめてあと1本増やしてくれれば、とラウンド中に思ったことがある読者もいることでしょう(笑)。しかし、みなさんは制限ギリギリの14本すべてのクラブをうまく使いこなせているでしょうか。苦手だけれど、とりあえずセッティングに加えている。そんなことはありませんか?プロアマ大会で一緒にラウンドするアマチュアゴルファーのセッティングを見ると、練習場でも打ったことのないような、ほとんど新品のままのクラブが入っていることも少なくありません。ドライバー、3、5、7番ウッド。ロングアイアン代わりのユーティリティークラブ、そしてミドルアイアン、ショートアイアン、ウェッジとパター。おおよそ、こんなクラブセッティングが大半を占めているようです。「スコアメイクが上手くなくて」といった悩み練習をしているものの、ラウンドでその成果が出ない。練習法に問題があるのだろうか?そう考える前に、クラブセッティングを今一度、見直してみてはいかがだろう。自分の不得手をカバーしてくれるクラブを積極的に取り入れてみる。クラブ間のロフト間隔は一定になっているだろうか。忘れがちなクラブセッティングの再考察。意外にも、そこに大きな穴があるかも知れませんよ。グリーン周りからの微妙な距離感を容易に打てるウェッジのロフト間隔14