ブックタイトルバリューゴルフ3月号 関西版

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概要

バリューゴルフ3月号 関西版

Muto Toshinori Special Column Lesson好評連載第151回読んで納得!試して満足!武藤俊憲プロのseason5キャッチ・ザ・グリーン柔らか頭でゴルフをしませんかスペシャルコラムレッスンスコアアップのためにも「イメージ」をしっかり作り上げようたとえば、グリーン周りからのアプローチショットの際に、明確なショットイメージを作り上げてからアドレスに入っていますか?落としどころを定めてボールを高く、あるいは低く打ち出してどれくらいの距離を転がすのか。そのショットイメージを持って素振りをし、構えに入ることでスイングに迷いは出ません。ツアープロたちがアドレス後、簡単に打っているように見えるのは、ショットの前段階でショットイメージをしっかり持ち、どう打つかを決めているためです。だから、カップによる確率が高いのです。ショットイメージがあやふやでは、スイング中に余計なことを考えてしまい、無駄なクラブ操作をしてショートやラウンドしなれたコースで、苦手なホールがあるというアベレージゴルファーがいます。決して悪いショットを打っていないのに、何故かパーセーブができない。「のに」がつくと愚痴が出ます。ボギーやダブルボギーを叩いてしまう。その理由はコース設計家のワナに気づかないままプレーしているために、パーをセーブ出来ないだけなのです。「もっとスイングを良くしたい」と考えている読者が少なくないと思います。では、なぜスイング精度を上げたいのでしょうか。もしかして、スイング精度を高めることがスコアアップにつながると勘違いしていませんか。極端な言い方になりますが、OBエリアに向かって良いスイングをしてもスコアは縮まりませんよね。どの地点へボールを運ぶのかを明確にイメージすることで、これから打つショットが自ずと決まってきます。次に、ボールのライや足場、風向き、グリーン周りの状態、ピン位置など様々な状況からイメージしたショットの難易度を考えましょう。自分にとって難しいショットに感じたなら、ボールを違う地点へもっとやさしいショットやクラブで運ぶ選択をする。ショットのイメージと的確な状況判断の積み重ねによって、パーセーブができるかどうかが決まってくるのです。ラウンド中、グッドショットを打てることもあればミスショットが飛び出すこともある。それに一喜一憂するのもプレーの楽しさだが、もうワンステップ上のゴルフを目指してみませんか。ゴルフはイメージのスポーツ。ホール攻略、目の前の一打に対するイメージを明確にして臨むことで、スコアが劇的にアップします。ティーショットはドライバーという固定観念は捨て去ろう!14