ブックタイトルバリューゴルフ8月号 関西版

ページ
20/56

このページは バリューゴルフ8月号 関西版 の電子ブックに掲載されている20ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。

ActiBookアプリアイコンActiBookアプリをダウンロード(無償)

  • Available on the Appstore
  • Available on the Google play

概要

バリューゴルフ8月号 関西版

20読んで納得!試して満足!Muto Toshinori Special Column Lesson武藤俊憲プロのseason 5好評連載 第144回キャッチ・ザ・グリーン柔らか頭でゴルフをしませんかスペシャルコラムレッスンシャフトをしならせるスイングが即効性ある飛距離アップ法なのですかってヘッドを振るため、シャフトのしなり個所がダウンスイング早々になっている。ホームベースに向かってボールを投げているのです。 このシャフトをしならせる個所がクラブとシャフトの進化で変わって来ていることをご存知でしょうか。 ゴルフの醍醐味は何と言っても飛距離です。プロ野球選手のホームラン飛距離では150ヤード、メートル換算で135メートルも飛んだなら特大級となります。でも、その距離は男性ゴルファーなら7、8番アイアンの距離ではないでしょうか。 ミドル、ショートアイアンで打てる距離が、野球では「特大級」なのです。他の球技と比べて、ゴルフがどれほど飛距離を出せるスポーツなのかを改めて感じたのではありませんか。ボールを遠くへ飛ばせるのもゴルフの楽しさ。とはいえ、もっと飛ばしたいという欲望も尽きませんよね(笑)。 どうして思っているほど飛距離が出ないのか、出せないのか。 飛ばないと悩むゴルファーの多くは、シャフトのしならせるべきスイング個所を誤っているから、ヘッドが走らない、飛距離が出ないのです。 たとえば、野球のピッチャーはキャッチャーのミットめがけてボールを投げます。実はシャフトのしならせる個所を勘違いしているゴルファーは、キャッチャーミットではなく、ミット手前のホームベースに向かってボールを投げているのと同じなのです。ボールスピードは出ず、ストライクにもなりません。 ゴルフスイングでシャフトをしならせて振り抜くのはフォロースルー位置。フォロースルーが、いわばキャッチャーミットなのです。飛ばないほどフォロースルーではなく、ボールに向飛ばしたい。そのためにはヘッドスピードを速めるのが近道だとしても、筋力アップトレーニングをバッキバキにしなければ果たせそうにない…。レディース用のクラブを振ったことがありますか? 女性ゴルファーなら愛用シャフトよりも、もっと軟らかいシャフトのクラブを振ったことがありますか? 武藤俊憲プロの問いには理由がある。シャフトをしならせられたなら、ヘッドスピードは速まるからだ。しかし、しならせられても、そのスイング個所を間違っては飛距離アップには結びつかないのだ。フォロースルーに向かってクラブを振る感覚が正解!