ブックタイトルバリューゴルフ5月号 関西版

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概要

バリューゴルフ5月号 関西版

軽くなり、しかもダウンスイング以降、ヘッドの入射角は緩やか(インパクト直前にはレベル)にした方がクラブ性能を十分引き出されるとされていることをご存知でしょうか。 グリップはストロング、スクエア、ウイークグリップの3つに大別されますが、僕の場合、左手のひらを真上に向けた状態から人差し指をグリップに引っ掛けるようにし、包み込むようにして握っています。右手は、左手と同じように手のひらを真下に向けて被せるようにグリップしたのではダウンスイングでクラブヘッドを上方から振り下ろしやすくなる。利き腕である右手は、右手のひらを上方に向けてグリップした方がダウンスイング以降、ヘッドは低い位置から入りやすく、レベル軌道でインパクトを迎えられる利点があります。 手の大きさは人それぞれですから、グリップの仕方自体も微妙に異なって当然ですが、レベルスイングがしやすい自分なりのグリップを探し出してみてください。 グリップを握る力加減であるグリッププレッシャーに関しては、鉛筆や車のステアリングを握る感覚と同じで、必要以上の力は入れません。むしろ、握っている感覚が無いに等しいくらいが妥当です。ギュッと握り込んでしまったのでは、筋肉が硬直して思い通りに動かせない。奇麗な字は書けなくなり、運転もうまくできません。 グリップは握っている意識がなくなるほど、クラブヘッドをスムーズに動かせるようになります。若葉マークの自動車運転初心者のドライビング姿勢を見ると、ステアリングを握り潰すほどしっかり握り、両肩にも力が入っている。ベテランドライバーともなると指の腹で触っている程度の柔らかいグリップで握っている。 長年の運転経験によるものですが、ゴルフのグリップもクラブを手にする機会が増えるほど無駄な力を必要としないことが理解できてきます。ツアープロたちは、ショット待ちの時でもクラブを握ってアドレスしたり、スイングしたりとクラブを手放さない。読者の皆さんも、自宅でも時間があればクラブを握って構える機会を増やしてみてください。グリップを意識しなくても常に握れる感覚を持つようにしてこそ、自分に適したグリップは出来上がって行きます。イラスト ◎太田 秀明1978年3月10日生まれ、群馬県出身。私立前橋育英高校卒業後、ツアープロを目指して研修生となり、01年10月にツアープレーヤー転向。03年にツアーデビュー。06年マンシングウェアオープンKSBカップでツアー初優勝を飾り、同年には全英オープンにも出場。得意クラブはドライバーで、爆発力ある豪快なゴルフが魅力。16年は日本プロゴルフ選手権2位をはじめ、ベスト10入り6回を数え、賞金ランキング13位。19年にはパナソニックオープンで見事優勝し、通算7勝目を飾った。身長173センチ、体重76キロ。所属フリー。武藤 俊憲(むとう・としのり)13