ブックタイトルバリューゴルフ5月号 関西版
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バリューゴルフ5月号 関西版
12読んで納得!試して満足!Muto Toshinori Special Column Lesson武藤俊憲プロのseason 5好評連載 第141回キャッチ・ザ・グリーン柔らか頭でゴルフをしませんかスペシャルコラムレッスングリップ再点検!最新クラブの性能を引き出せる握り方でグッドショット! 今回のコラムテーマはグリップです。 ゴルフクラブもボールも、まさに日々進化しています。その進化によってスイング理論も変わって来ています。 たとえばフィニッシュフォーム。パーシモンヘッドにスチールシャフトの時代には体をC字型になるフォームが主流でした。やがてヘッド素材が木からメタルやチタンの金属に変わってからは、フィニッシュフォームもまたC字型からI字型へと変遷を遂げました。ヘッド素材に限らず、ヘッド体積は大型化し、それに伴って重心深度は深くなり、クラブは劇的に変貌しました。シャフトはカーボン素材が主流になりました。 道具が変わればスイング理論も変わって当然だと言えるでしょう。 実践しているスイングは、果たしてどの時代、どんなクラブに沿った理論なのかを考えてみたことがあるでしょうか。 「グリップはクラブと体をつなぐ唯一の接点」と言われますが、自分のグリップを今一度チェックしてみませんか。 かつては「左手の中指、薬指、小指の3本でしっかりグリップを握る」のがグリップの基本だとされていた時代もありました。しかし、前述したようにクラブもボールも大きく進化しています。 ドライバーのヘッドは大型化しながらも、その総重量はショットの不振が続く。「あれっ、スイングのどこが悪いのかな」。バックスイングをチェックしてみたり、トップスイングフォームを鏡に映し出してみたりする。ミスショットの原因をスイングに求める前に、まずはグリップの握り方を再点検してみませんか。クラブが変わればスイングも変わる。クラブの握り方だって…。ヘッドをレベルに走らせやすい握り方をしよう!