ブックタイトルバリューゴルフ11月号 関西版

ページ
11/48

このページは バリューゴルフ11月号 関西版 の電子ブックに掲載されている11ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。

ActiBookアプリアイコンActiBookアプリをダウンロード(無償)

  • Available on the Appstore
  • Available on the Google play

概要

バリューゴルフ11月号 関西版

 トップミスのほかに、インパクト直前、クラブヘッドが地面に落ちてしまってのダフリミスもあります。インパクト音は「ドスン」という鈍い音。身に覚えがありますよね。 アプローチショットを苦手にしているゴルファーの共通項は、インパクト音が鈍い。心地よい打球音を奏でられていません。 目を閉じてショットしたなら、インパクト音が普段以上によく聞こえますが、それは決してやさしくはありません。ですが、打ち方や振り方よりも「心地よいインパクト音」を奏でるように練習をしてみてください。 正しい動き方をしたなら必ずや良い音になります。ボール位置を変えたり、アドレス向きを変えたりして、ジャストインパクトでのショットを打つように工夫してみてください。練習場はミスショットが出て構わない場所。むしろ、ミスショットを打つことでアドレスやグリップ、スイングに修正を加え、ナイスショットが打てるように努力を積み重ねる場所なのです。 アベレージゴルファーの多くの練習場での過ごし方は、キャディーバッグの中のクラブ14本をすべて手にし、打つ傾向が強い。それもある程度、そこそこ良い当たりが打てるようになると次のクラブに持ち替えてしまう。中にはドライバーばかりを振り回して練習を終える人さえいます。 たとえばシングルプレーヤーの練習を見てみてください。ドライバーショットよりもアプローチショット練習にどれだけの時間を費やしていることか。スコアメイクのカギを握っているのは、会心のドライバーショットではなく、アプローチショットの良否であることを理解しているからなのです。 アプローチショット練習でナイスショット、グッドインパクト音が出たなら、そのスイング感覚が残っているうちに次のボールを打つ。グッドショットの感覚を体に染み込ませるのが賢い練習法なのです。「インパクト音」を聞く意識がルックアップやヘッドアップを防いだり、スイングに気を奪われずにクラブを振り抜けたりする効果につながるのです。意識を変えて練習することだけでも「新たな発見」がある。それをぜひ楽しんでください。1978年3月10日生まれ、群馬県出身。私立前橋育英高校卒業後、ツアープロを目指して研修生となり、01年10月にツアープレーヤー転向。03年にツアーデビュー。06年マンシングウェアオープンKSBカップでツアー初優勝を飾り、同年には全英オープンにも出場。得意クラブはドライバーで、爆発力ある豪快なゴルフが魅力。16年は日本プロゴルフ選手権2位をはじめ、ベスト10入り6回を数え、賞金ランキング13位。ツアー通算6勝。17年は国内メジャー制覇、賞金王奪取の期待が集まっている。身長173センチ、体重76キロ。所属フリー。 今年9月、パナソニックオープンゴルフチャンピオンシップでツアー通算7勝目を飾り、飛んで曲がらないドライバーショットを武器にするツアープロの武藤俊憲(41)が初めて著した書籍『武藤俊憲の「キャッチ・ザ・グリーン」ゴルフ』(新書判、256頁/(株)日本経済新聞出版社刊)が発売された。 同書はドライビングディスタンスとフェアウェイキープ率をポイント換算した順位である「トータルドライビング部門」で4度(06、08、09、11年)1位に輝いた実績を持つ武藤が、アベレージゴルファー向けに解説したスキルアップ指南書。ドライバーからパッティングまで、あらゆるゴルフシーンにおいてアマチュアが陥りやすいミスを的確に掘り起こし、その原因や矯正するための練習法、テクニックをQ&A形式で分かりやすくアドバイス。解説写真が多数掲載され、悩んでいるポイントをピックアップして読むこともできる。定価850円(税別)。詳しくは㈱日本経済新聞出版社 営業部TEL03(5255)2827まで。 発売を記念し、本紙読者3名に同書をプレゼント。希望者は官製ハガキに郵便番号、住所、氏名、年齢、職業、ゴルフ歴を明記の上、〒108-0014 東京都港区芝4-3-5 ファースト岡田ビル5階株式会社バリューゴルフ 編集制作部『武藤俊憲の「キャッチ・ザ・グリーン」ゴルフ』プレゼント係まで。締め切りは11月21日必着。当選者は紙面で発表の上、郵送でお送りします。武藤俊憲レッスン本武藤 俊憲(むとう・としのり)プレゼント11